こんばんは、所沢市田中則行です。十年前、フルタ製菓でチョコエッグ日本のクルマシリーズが発売されました。トヨタを始め、日産・ホンダ・マツダとそれぞれの日本国内自動車メーカーの乗用車モデルが多彩でした。最終的にはダイハツ・スズキ等の軽自動車モデルもリリースされました。


ここで十年前に発売されたチョコエッグ日本のクルマシリーズの中から第一回目としてトヨタ車編その1と題して、シークレットモデルと①~④の車種モデルをご紹介します。



[シークレット]トヨペット・クラウン(昭和30年式)



昭和33(1955)年、本格的な純国産車として発表され、話題を集めた名車。今なお続く“クラウン”の初代車であり、観音開きのドアを取り入れたデザイン、乗り心地や耐久性、高級感等、当時の技術を結集した一台。その後の自動車産業を発展させる大きな第一歩であった。



①トヨタ2000GT(昭和42年式)



昭和40(1965)年10月に東京モーターショーでデビュー。ロングノーズ、ショートデッキの流麗なスタイリングが大反響を呼んだ。3本の世界記録と13本の国際記録を樹立した生産台数僅か330台余りの幻の名車であり、今なお愛され続ける国産スポーツカーの金字塔である。


②セリカLB2000GT(昭和48年式)



セリカのファーストバッククーペで「第3の扉を開くセリカLB…」のキャッチコピーと共にセンセーショナルに登場。昭和46(1971)年の東京モーターショーで参考出品されたSV-1の市販モデルであり、ラゲッジスペースを活かせる実用性も兼ね備えていた。



③AE86レビン3ドアGT APEX(昭和58年式)



カローラ/スプリンターの昭和58(1983)年のフルモデルチェンジによりセダン・ハッチバックがFF(前輪駆動)に移行する中、走りを意識したFR(後輪駆動)を採用したクーペ。エンジンは新開発1.6リッターDOHC4バルブ式4A-Gを搭載、『ハチロク』の愛称で親しまれた名車である。



④セリカXX2800GT(昭和58年式)



北米では『セリカ・スープラ』のネーミングで発売。ロングノーズに直列6気筒エンジンを搭載、トランスミッションは電子制御式4速フルオートマチックを採用している。装備の豪華なセリカの上級仕様としての初代XX(ダブルエックス)から、よりスポーティーな位置付けに変化していったのがXX2800GTである。





その2(トヨタ車編②)へ続きます