昔、中学生の時、先生によく言われた。

「叱られるうちが華」

そのときはね、何となく聞いてたんだ。

理解もしてると思ってた。

社会人になって、妻になって、母になって、この言葉を改めて、身を持って知った。

そして今、我が子に伝えようとしている。

先生にあのときもっと深く話してもらえば良かった。きっと、聞き逃していることが沢山ある。

先生、分かったふりをしてオトナになって、子供に上手く伝えられない。後輩に上手く伝えられない。

無視される怖さ。自分に無関心でいられることの怖さ。頼りにされていないと気づいてしまったときの疎外感。


どうすればいいのかなぁ。

先生も同じだったかもしれないけど、もしかすると上手な伝え方を知っていたかもしれない。

何であの時、ちゃんと先生の話を聞かなかったんだろう。

先生は、人生の先輩でもあるのに。


人の生きてきた道を聞いて、無駄なことは何もないと今になって気づかされる。

残りの人生、どれくらいの人たちの話を聞いて、どれくらいの人達に私の歩んできた道を伝えられるのだろうか。

と、ご飯を作りながら考える。