今年も残すところ3日あまりとなりました。
最近ブログを書くこともめっきり減り、今年はこれが2回目です。
ぶっちゃけ、書きたいことが無いんです。
自分がブログを始めたきっかけは中途失聴して、理不尽な扱いを受けたことに対する怒りや悲しみをぶちまけるためでした。
思ったこと、感じたことを書きなぐっていただけだけど、ここで多くの仲間に出会い、共感してもらいとても救われました。
当時のブロ友さんたちの多くが人工内耳の施術を受け、それなりに聴力を取り戻し社会復帰して、難聴ブログも卒業していきました。
自分も同じく健聴時代には程遠いものの人工内耳のおかげで聴力を取戻し、特に職場でのQOLが格段に改善されました。
40代始めから人工内耳を施術するまでの約10年間、耳のことを考えない日は1日たりとも無いほど苦しんでいたのに今は考える日の方が稀です。
当時の目標は家族のためにひたすら定年まで勤め上げることだけで、パワハラ三昧の毎日に心を「無」にして耐えてきました。
心に余裕が持てるようになった今、改めて会社内を見回すと自分と同年代の人はみな役職がついて年収や待遇は格段に違います。
パワハラ三昧の毎日だった当時、何度も会社に助けを求めたのに会社は何もしてくれなかった若しくは助けを求めたことで自分の立ち位置が更に悪くなった。
結局失うばかりで得るものは何一つなく無駄に10年が過ぎてしまった。
会社がまともな対応をしてくれていたらもっと違う結果になっていたのではと思わずにはいられません。
あの頃はそれが「普通」とマインドコントロールされてたような感じだったけど、今思えば如何に人間以下のゴミのような扱いだったかよく分かる。
人工内耳のおかげでここまで自分を取り戻せたことはとても感謝しているけど、失った10年はあまりにも長すぎた。
気力がでてきただけマシなんだろうけど、あと10歳若ければ、、どうしても考えてしまうこの頃です。
長い間人工内耳を選択しなかった理由↓