9527さんのブログ
決して小説では主人公になることがなかった劇的ブスやクラスでも雑魚キャラな男の子などが主役という今だかつてなかった連載小説です。
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あなたの周りに大嫌いな美人はいますか?もしお望みならばワタクシ達があなたの仇をお取りしますわよ

第四章 四十五

まず…

その…その声…!

今まで聞いたことの無い、もはや人間とは思えない、まるで本当に天から聞こえてくるような、地球上の人類全員に聞こえるんじゃないかしら?とさえ思うような神がかった声…

声さえもいい匂いがするような…


こんな声、耳元で囁かれた日にゃあ、男の人なんて瞬殺!魂抜かれるって!!





そしてそして…



何といっても…


こ、こ、この…




お顔は…
お顔は…

お顔はああああ―――――――――――――っ!



完全無欠!
完全無敵!
間違いなく、銀河系最強!!!


美しい、なんて言葉じゃ何億年かかってもこの社長のお顔の表現には追いつかない…!


日本はもちろん、世界中の絶世の美女の女優さんやモデルさん達が例え束になってかかっても…


  圧勝!

六十数億人いるこの地球上の人間全員の前で私の命をかけてでも大声で宣言してもいい!


このお方は、世界…いや地球…いやいやいや!


銀河系一…!!


私…

こんな…

こんなに美しい人間、見たことない…

顔も…スタイルも…

こんなに―!

続く 紫式ブス

あなたの周りに大嫌いな美人はいますか?もしお望みならばワタクシ達があなたの仇をお取りしますわよ

第四章 四十四

私が生きてきた今までで見た、バストの豊かな人たちを、はるかに超越した―――――

巨っっっっっ大な…


…おっぱい…



『片方で 人のお顔の 二つ分 それがふたつも 垂れもせず』

一首できました…


ノーブラなのに…ノーブラなのにぃぃぃぃぃっ!

もんのすごく柔らかそうなのにピンッと貼ってツンと上向きで、しかもまん丸で信じられないくらい綺麗な形で、血管が透けるほど白人よりもずっとずっと真っ白でしかも艶々と目がくらむほどのまぶしい光を放った…


多分、世界一美しい…

おっぱい…


こんなにおっきいのに、微塵も一ミリも一ナノも、垂れてない…!



秘書の今泉さんの声→「西山さん、こちらが『サロン・ド・ゴーコンの社長、美の神と書いて(美神)“みか”様でございます』」



「皆さん、ご機嫌よう…」



きゃあああああ――――――――――――っ!!


しゃ、しゃ、しゃべったあああああ!!!




名前の通りのこの美の女神が、人類に向けてお言葉を発せられたあああ!!



ああ…


私…


もう…駄目…


失神…

寸前!!


続く 紫式ブス

あなたの周りに大嫌いな美人はいますか?もしお望みならばワタクシ達があなたの仇をお取りしますわよ

第三章 四十三話

そしてこの強力な紫のドレスで覆われていない部分…


人目あらわにさらされているその部分は…!


こ…

これは人間の肌じゃない!!


だって… だって…


肌色、というより金色なんだもの!


毛がない毛穴がないそして生気がない!


果てしなく飽くほどにツヤツヤの白磁にまんべんなく金粉をまぶしたような肌!


こ…この…さっきから目が潰れるようなライトはどこから当たっているの?


いや…


どこにもそんなライトなんてない!



そう!


このお方の身体の中…細胞のひとつひとつが、自ら発光しているのだ―!



ありえない…!


たった一人の、恐らくはこのお方も私と同じれっきとしたホモサピエンスヒト科に属するはずなのに、これほどの眩しい光を身体中から放つなんて…!



そして…


その驚異的なスタイル!



ちょうど少し開けた唇を縦にしたような形にぱっくりと開いたデザインのドレスからのぞく胸の谷間とそしてデコルテ…


ドレスからこぼれんばかりにたわわに実った…


いやもう、それはそれは…

続く 紫式ブス
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