めちゃくちゃ久しぶりにアメブロ開いた

 

色々ありすぎて4年くらい開いてなかったんだなぁ

 

だいぶ変わっててびっくりした

 

 

それから俺と里佳子ちゃんは毎週末会った。


映画に行ったり、美術館や神社・寺巡りをしたり、


スポーツ観戦したりと楽しい日々が続いた。


はっきりと付き合ってくれとは言ってないが、


もう付き合ってるも同然だった。




「今度一泊で旅行でも行かない?」



「いいよ~、行きたい行きたい~」



「行きたいとこある?」



「私、伊勢神宮行ったことないから伊勢神宮行ってみたい。」



最近神社・寺巡りが好きだという里佳子ちゃんらしい場所だった。



「実は俺も行った事ないから是非行きたいね」



「じゃぁ決定ね~

 でも、まだ寺岡さんには言ってなかったけど今月末にダイビングしに

 バリに行くの。

 その後でいい?」



「もちろんいいよ!

 バリに行くんだぁ

 いいなぁ~

 俺なんかもう10年以上海外行ってないよ。

 俺もスキューバダイビングやろうかなぁ」



「やりなよ~

 それで一緒に行こうよ~

 絶対にハマるよ~」



「怖くないの?」



「全然怖くないよ。

 気持ち良すぎるくらいだよ~」



俺はそれよりもまず一緒に伊勢神宮に行ける事に

喜びを感じていた。




俺はすぐ次の日に賢島にあるホテルを予約した。





それからも毎週末は必ず里佳子ちゃんと会っていた。



そして里佳子ちゃんがバリに行く前日




「明日からバリ行ってきま~す

 今週末は会えないから寂しいね~

 帰ってきたらすぐ会える?

 お土産も買ってくるから楽しみにしててね」



こんなラインがきた。




「うん、気をつけて楽しんできてね

 もちろん会えるっていうか空港に迎えに行くよ

 お土産楽しみにしてるよ~」



「うん、ありがとう!

 楽しんできます~」





里佳子ちゃんはバリからも毎日何回も写真を

送ってくれたりラインをくれた。




そして里佳子ちゃんが帰ってくる前日の夜中

電話が鳴った




里佳子ちゃんかなぁ・・・




俺はスマホの画面を見た




あっ、雄太かぁ~

こんな時間に電話してくるなんて珍しいなぁ~

いつもはラインで連絡してくるのに・・・




俺はちょっと不思議に感じながら電話をとった





「どぉしたんだよこんな時間に?」





「・・・・」




雄太から返事がなかった





「何だよ?どぉしたんだ?」




「寺岡・・・」





俺は雄太の声が震えているのが分かった・・・・












「初めまして~、里佳子です」


背が小さくてよくしゃべる笑顔の可愛らしい子だった。


お酒も強くてその日の飲み会は凄く盛り上がった。



「寺岡さん、お酒強いですねぇ」



「いや、里佳子ちゃんの方が強いよ~」



「寺岡さん、お酒は何が一番好きなんですか?」



「前まではビールだったけど、最近はワインとか日本酒が好きかなぁ」



「あっ、私日本酒の種類が多くてお魚も美味しいお店知ってるから

 今度どっちがお酒強いか勝負しましょうよ」


里佳子ちゃんは自信ありげな顔でそう言った。



「いいよ!俺も飲もうと思えばいくらでも飲めるからね」



「じゃあ、約束ね~」





帰り道、俺は里佳子ちゃんと連絡先を交換した・・・





翌日、



里佳子ちゃんからラインがきた。



「昨日はありがとうございました。

 楽しかったです。

 昨日言ってた件覚えてます?

 来週の金曜日の夜ご都合どぉですか?

 寺岡さんが良ければ日本酒のお店予約しておきます」



俺はすぐにラインを返した。



「昨日はお疲れ様~

 来週の金曜日大丈夫だよ。

 楽しみにしてます」




そして金曜日


里佳子ちゃんと日本酒を何合飲んだか覚えてないくらい飲んだ。


二人とも完全に酔っぱらいだった。


里佳子ちゃんはまた会いたいと言ってくれた。


もちろん俺もまた会いたいと言った。



そして別れ際



酔いも手伝ってかどちらからともなくキスをした・・・





次会う約束もして




俺は嬉しい気持ちを抑えきれず

自然と笑顔になりながら歩いていた



たぶんすれ違った人達は気持ち悪く感じただろう






やっとこれから楽しくなりそうだな~




これからのことを思うと幸せでいっぱいだった






ただ・・・





神様はまた俺の幸せにストップをかけようとしていた・・・