自分のことや 

自分の仕事で精一杯だとしたら 


自分の守備範囲は

とても狭いものになる 


だから他の人がどういう風に

動いていようが

どんな心で仕事をしていようが

そこに意識を向けることは難しいだろう 


でも自分の心や、

守備範囲が広がっていけば

 自分と相手との境界線がなくなっていく 


だから自分の仕事も 相手の仕事も

どこか連動する つながっていく 


相手はどんな気持ちで

仕事をしてるのか 


相手の背中が語るではないけれど


 昔の阪急ブレーブスだったか 

盗塁王の福本さんがいて 


一塁ベースにいる時 

ピッチャーの背中を見た時に

『 盗塁してください 』みたいな

そんなものを あの人は感じたという


 野村監督が それを聞いた時に 

こいつすげえな! じゃないけれど

一目置いたという話が

ちょっと懐かしい


 本当のプロフェッショナル 

その道を追求したものというのは

そういうものだと思う 


野村監督は野村監督で

ある 意味 恐ろしい実力を持っていた


 そして福本さんにしても 

形は違えど 同じように 凄まじいもの

 高みに到達していたんだと思う 


だからこそ わかるもの 


その人の言葉で語れるものがあると思う 


人は自分の道を追求していけば 

似たり寄ったり 

そんな感じになっていく


自分にできること 

自分の好きなことを追求するからこそ

高みに至ることができる 

それは当然の結果なんだと思う 


だから自分が本当に好きなもの 

やりたいもの それをちゃんと見つけるのは

人生において とても大切なことだと思う


 苦しくてやりたくもない 勉強を

したところで

大した結果は出ないけれど 


坂本龍馬 じゃないけれど 

自分が本当に好きなこと

やりたいことをやっていたとしたら


それはアホみたいに成長する

とんでもない高みにまで行けるのは

当然の結果である