誰かに対して 期待も依存もしていないと

その人が どう動いたとしても 特にこちらがぶれることがなくなる

しかし期待や依存していると
相手の言動によって こちらの心が 動いてしまう

相手はこちらの 期待通りに動いてくれれば こちらもいい気分でいられるが それが裏切られると 予定外という感じになって こちらの心が大きくブレてしまう

依存にしても 
やはり相手に大きなウエイトがかかっているという意味では 同じような 結果になる

期待と依存は何が違うのか

期待はそれほど 相手に自分の身を委ねてはいない
依存に比べればだが、、
ただ期待をしているだけなので その期待が外れたとしても そこまで大きなダメージにはならないことが多い
それは自分という人間が まだそれなりに 
一人で立つことができているからだろう

そして依存は それよりも自分がはっきりと 
立つことができていない状態

自分が人でちゃんと 立つにしても どこか その依存相手の存在がないと 満足に立つことができないような

自分の自信のなさだったり 存在価値の 足りてない部分だったり そういったものを
その依存相手によって補っている

そういう意味で期待と依存は 意外と違う

依存の場合は、 その相手を失った時に その対象を失った時に 自分の体半分を失ったような 
大きなダメージになっても不思議はない

そのダメージは 自分が相手にどれだけ 依存していたか それに比例するだろう

確かに 相手がそこにいてくれると、
自分の足りなかったものが 自力では手に入らなかったものが 一瞬にして手に入る
まるで自分がいきなりパワーアップしたかのような 錯覚に陥る

それでも 両者がお互いに それに気づいていて 一人で立てるように 共に成長していけるのだとしたら 依存というものは自然に小さくなって 
いすれ 消滅するだろう

それはひとつの成功例と言える
しかし それはむしろレアケースで
ほとんどの場合は すぐに気付けずに ただ依存
へと 陥ってしまう

私の経験があるが 確かに自分が 子供の頃から欲しかったもの 長年どうにもならなかったものが 確かにそれによって 大きく補うことができる

しかし、それはどこか他力本願であって
やはりそれだけでは どうにかなるものでもない