こんにちは、占い師の春ナナコです。
本物の読解力で飛躍する「プロ占い師養成講座」【ウェイト版タロット78枚】
ウェイト版タロットで
ゼロ番のカード「愚者」。
このカード、見れば見るほど面白いんですよ。
今日は、そんな愚者のカードの解説です。
【崖っぷちの青年が教えてくれること】
カードをよく見てください。
青年の足元、崖です。崖!
普通なら「オーッと！」って立ち止まるところ。
でもこの人は、ぴょんぴょん飛び跳ねる
ワンコと一緒に、楽しそうに歩いてる。
この犬ね、野生の本能を表してるんですって。
「考えすぎないで、感じたまま行こうよ!」
愚者の直観と、ワンちゃんの本能が
ぴったり共鳴してるんですね。
そして、手に持ってるのは白いバラ。
👆あっ、これは子供の自由研究の時のです
情熱って普通、赤いバラで表現するのに、なぜ白?
それはね、ただの勢いじゃなくて
純粋な情熱だから。
打算なし、損得なし。
「わ、面白そう!」っていう、
子どもみたいなピュアな気持ち。
それが高次のレベルの情熱なんです。
肩に棒を担いで、袋をぶら下げてますよね。
まるで放浪者みたいな…
いかにも「愚者」って感じでしょ?
でもよく見て。
袋には鷲の頭が描かれてるんだそうです。
(ワシには見えないけど…)
鷲って、空高く上昇していくスピリットアニマル。
「軽やかに、自由に、高く飛んでいくよ」
っていうメッセージが込められてるんでしょうね。
このカード、こんな風に語りかけてくれてます。
「勇気出して!」
「楽観的にね!」
「自分と自分の人生を信頼して!」
「あなたなら大丈夫!」
「理由?ないよ。だってあなただもん」
だから無計画でオッケー。
人生の新しいステージに
えいっ!って飛び込んでいいんだよ、って。
⚠️ でもね、
「わざとらしい愚者」には要注意です
ここ、すっごく大事なところ。
慎重になりすぎるのも困るけど...
逆に、無謀でクレイジーな計画ばっかり立てたり、
向こう見ずに突っ走る人、いますよね?
「俺って破天荒だから!」みたいな。
実はそういう人って
何もしないことが怖くて
わざと愚行を重ねちゃってたりします。
本物の愚者は、無理してない。
人生には、注意深くいた方がいい時も、
何もしない方がいい時も、たくさんあるから。
愚者は、そんな時まで危険を起こしたりしない。
計画なんて立ててないけど
適切なタイミングをちゃんとキャッチする
直観は持ってるんです。
直観を使うために邪魔なもの
・「絶対こうなるぞ!」っていう野心
・極度の上昇志向
・「認められたい!」っていう承認欲求
これ、全部、直観の邪魔になっちゃう。
チャンスって、適切な時にだけ掴めるもの。
力んでると、見逃しちゃいますよね。
余談ですが、私のタロット講座、
最初のリーディングの練習で
面白いことが起きるんです。
必ずと言っていいほど、この「愚者」が出る。
生徒様たち、本能的にわかってるんでしょうね。
「今がそのタイミングだ」って。
直観に従って、
「さあ、行こう!」って思ってらっしゃるから、
このカードが応援しに来てくれるんだと思います😊
(こちらの解説は「タロットの書 叡智の78の段階」
を参考にさせていただいています)
タロットカード愚者の解説でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
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