今月の一曲は
wednesday / 清春
10月末、刊行された自叙伝を読みました。
10代に聴いた音楽体験は一生とはよく言ったもので、
好きな音楽はもちろん、
ファッション、色、質感、感覚、表情まで
ぼくにとってはすべてのルーツが
90年代に化粧系やヴィジュアル系などと呼ばれた
ロックバンドにあるといっても
過言ではありません。
ロックと聞いて思い浮かぶのはなんでしょうか?
ぼくにとってロックとは清春そのものです。
#tag 泉綺です。
たくさん本を読んだ11月。
中でもこちら。
生きていくなかで
根底にあるべき心を説いた本です。
本の一節に
人格について触れた章があり、
著者 稲盛和夫氏は以下のように説明しています。
人格=性格+哲学(考え方)
性格。
これは生まれ備わった"素質"によるところが大きいそう。
ヒトは3歳までにある程度の人格が形成されるといいますが、
その下地となる部分にはやはり生まれ備わったものがあるんでしょう。
遺伝的な要素が強いんでしょうか。
そして哲学。
これは生きていく上での考え方のことをいいます。
損得勘定を捨て、
"人としての正しさ"を
人生の揺るぎない指針としてきた稲盛氏。
これを仏教のことばを用いて
"利他"という言葉に置き換えております。
ぼくも好きな言葉です。
手越祐也氏がこれに近いマインドを持っておられるなと
勝手にシンパシーを感じています。
あの強烈な笑顔と底抜けた明るさで
否が応でも周りを巻き込んでしまうファンタジスタである彼が
ぼくは大好きです。
そんな彼も
意外にも生まれつきのスーパーポジティブではなかったそうで
それは32年間、なりたい自分にむかって
積み重ねた結果でしかないと。
稲盛氏の著書では一貫して
哲学 考え方は不変ではないとされており、
まさにそれと通ずるところがありますね。
性格と哲学が合わさって成り立つ人格。
美容師としてだけでなく、
ランニングをするにしても、
懸垂をするにしても、
人生なにをするにしても、
根底には人格がともなうということを
改めて胸に刻みました。
泉綺哲学、泉綺style 育みます。
興味のある方はぜひ。ベストセラーです。
皆さんの人生のバイブル、教えてください。







