もう二週間が過ぎようとしてる。
毎日が仕事で話し掛ける余裕もない毎日。
いないのが当たり前なのかいなくなったのが当たり前なのかわからない。

たまに好きだったコーヒーを供えて向かい合ってる時は話ししてる気になる。
遺されたものは多いようで少ない気がする!
それでも大切な物を遺してくれたと思う。

今は当たり前に思いたくないがいつかは泣かずに向き合えたらと思う。
朝起きて、父と話してる夢から覚めた。
現実にはもう話せない。
父はもう夢から覚めない。

父の姿を見ると辛くなる。もう誰にも咎められることない自由な父になった。そう思うことで父は幸せになったんだと思う。

偶然、触れた父の顔は冷たかった。これが現実なんだと思った。
願わくはこれが夢であってほしい。
父が今日の朝、冷たくなってた。
今日から入院だったのに父は動かない。

明日が通夜だけど横になってる父が昼寝してるみたいに見える。
今にも呼べば起きそうなのに起きてくれない。

もっと話してれば。
もっと話聞いてれば。
言えばきりがないのに父を前にすると言葉より涙が溢れ出てくる。

今はただ父が生まれ変わっても俺は父の息子でありたいと思う。