ブックフェアー | 毎日読み聞かせ in アメリカ

毎日読み聞かせ in アメリカ

アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

 

アメリカの学校は何かとファンドレイジングつまり募金のお願いがあります。

もちろん強制ではないし、できる分だけすればいいと思います。

集まったお金で学校のコンピューターを買ったり、音楽や美術の授業に役に立てたり、校長先生が使い方を決めているようです(多分)。

 

公立の学校も結局のところ、校長先生の運営次第ですごく差が出るのが現実。

アメリカには市町村と州の間にもう一つ郡(カウンティ)があります。いくつかの市町村のかたまりが郡になります。

娘の学校は郡立?というのでしょうか?公立なのでもちろん郡から資金が出るのですが、足りないらしい、、、。足りないとどうなるか、音楽や美術や理科の専門先生を外部から呼べず、教材もコンピューターも新しくできず、子供の教育に不利になる、そんなパンフレットを見たことがあります。子供たちにより良い教育を受けさせるために、学校やPTAが募金活動をするのです。

 

娘の学校で先日ブックフェアーがありました。

ブックフェアーとは、本の業者が学校で本を売るのですが、その売り上げの一部が学校に入る、というもの。

本は新品なので定価で売られます。

街の本屋で買っても、学校で買っても同じ値段なので、学校で本を買ってください、ということですね。

 

ブックフェアーの会場は娘の小学校の場合学校の図書館です。

クラスごとに図書館で本を買う時間が事前に案内されて、都合が合えば親も一緒に本を見て買うことができます。

仕事の都合などで学校に行けない親は、子供にお金を渡して子供が自分で買うこともできます。ブックフェアーにはボランティアもいるので、まだ小さい子供で親が一緒についていない場合もお手伝いしてくれます。また、必ず本を買わないといけないというものではないので、買わないとあらかじめわかっている子供は別の部屋に集められて、先生が本を読んだり工作をします。いろんな選択肢に対応しています。

私は毎回ブックフェアーに行きます。子供やクラスメイトの様子が見られるし、娘に自由に本を買わせると、かわいらしい表紙であるとか、おもしろいしかけ絵本ばかりになってしまうので。

 

今回はこの3冊を買いました。

合計が30ドルぐらい。

一番右の本は6つのお話が入っている、これからの本読み練習にちょうど良さそうな本でしたが、真ん中はアンパンマンのキャラクター紹介本のように、ただ永遠とShopkinsというアニメのキャラクターの説明が箇条書きで書かれています。そして一番左はシールブック。

私がついていっても、いかなくても結局見た目がかわいらしいという理由で絵本を選ぶ娘でした。