患者さんのキモチ | 琵琶湖を愛する歯科医のBlog

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17年振りに滋賀県帰ってきました(^^)

おはようさんです☆


昨日、とある知り合いの先生に治療をしてもらいました。
普段は治療する側なんで、患者さんの気持ちはあまり味わいませんので、貴重なものでした。
虫歯のあまりない歯科医師さんの方々へ、患者さんの気持ちというか体感したことを記しておきます。


①リムーバ

残存歯質が欠けるんじゃないか?? と、同時に上顎側切歯とかなら脱臼するんじゃないかぐらいの気分です。


②カーバイドバー

ゴリゴリ響くというよりは、不思議と頭頂骨あたりでキーンと響きます。物凄く歯(補綴物)を削ってる感じになりますが、案外削られていないもんです。


③ラウンドバー

よく歯科医師が『ちょっとゴリゴリ響きますね』とか説明してますが、そんなもんじゃないですね。相当ゴリゴリです。


④ホワイトポイント

見ためはツルっと目なんですが、いざ削られるとなかなかのもんです。ラウンドバーとあまり変わらないノリです。


⑤ダイヤモンドポイント

やはりこれが一番振動は少ないです。ただ、タービンの“キィーン”って音は強烈で、みんなが歯医者のタービンの音が嫌いという理由が物凄くわかりました。


⑥齲蝕検知液

まるでわかりません。無感覚、無味、無臭です。


⑦デュラシール

なんともいえない味がします。焼いてはいけないものを焼いたような香りが…。


⑧ボンディング剤

これは激苦ですね。食べられない!! という味がします。


⑨ユニファースト

これからはTeK作る時は一言謝ってから作ろうと思ったぐらい不味いです。モノマーの味は超ケミカルな味で、単純に表すなら苦不味いという感じです。




とまぁ、こんな感じですね。

自分が思ってたよりも、歯科治療というのは非日常的体験です。



今回の体験を生かして、患者さんと接していきたいとおもいます。