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ねぇ、龍二。

あの日、この空を見たときにね

そこにあなたがいるんだなって思ったよ。

真っ直ぐに伸びる1本の雲は

まるで龍が天に昇っていく姿みたいで

悲しく、でもなぜか温かくて

つい手を伸ばしたくなったんだ。

「行かないで…」

かすれた声で呟きながら

1粒の涙が頬をつたった。