・今回は月とヘリウム3についてです![]()
質問:
ヘリウム3って何![]()
回答:
ヘリウム3は、ヘリウムという元素の中で、少しだけ中身が違うもの(同位体元素)です。![]()
豆知識
ヘリウムの名前はギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」からつけられました。
・ヘリウムというのは、太陽の中で水素が核融合反応を起こしてできたものです。
質問:
核融合反応とは何?
回答:
太陽は中心部でものすごい重力エネルギーも生まれます
そして、太陽の中心は1500万度という温度になるといわれていますので、高温・高圧の中で、水素の原子がくっついてヘリウムになるという反応が起きるのです。
・この太陽の中の核融合反応で、ヘリウム3ができます。このヘリウム3は、太陽風(太陽から流れてくる粒子の流れ)に乗って、月へ届きます
月には大気がないので、ヘリウム3は月の表面の砂(レゴリス)に吸着されます。
・月ができてから45億年の間に、太陽からのヘリウム3は月の表面の砂にずっと吸着され続けてきたと考えられています。
・核融合は、原子力(核分裂)に比べて発生できるエネルギーが大きく、また放射能が少ないという特徴があります。←これはいい!!
質問:
月にたくさんあるヘリウム3を使ったら、どのくらいのエネルギーが得られるの![]()
回答:
計算すると、月の砂に吸着されているヘリウム3をすべて使ったら、現在の世界で使われている電力の数千年分のエネルギーが得られるとされています。
‹結論›
・ヘリウム3は、月の砂を600度以上に加熱すれば得られます。でも、砂に均等にあるので日本の年間消費電力をまかなうには毎日、砂を3000トン近く処理しなければならないのです。
・ヘリウム3は、核融合で発生するのでスムーズにつくれます。しかも放射能の少ないという利点もあります。