6月23日 お昼すぎ…

テレビを点けたら「沖縄終戦記念日」の慰霊祭が行われていました。

79年前の昭和20年(1945年)6月23日

沖縄での戦闘が終結した日とされています。

3月末から非情な数の砲弾を撃ち込まれ、

島全体が焦土と化した沖縄県…沖縄本島。

一国の指導者の間違った判断が、

数多くの人命を一瞬にして亡きものにしたのです。


その後27年もの間、沖縄県は連合国の支配下に置かれ、米国が接収することとなります。

この間…

米軍基地の兵隊たちや軍属よる、犯罪被害が横行し苦しみを強いられたとも聞いています。


一方…

先日、

高校生が医療ミスによって命を失ったというニュースがありました。


私と同じマーケティングを学ぶ仲間も、

同じ病院で

同じく救急外来で診察を受け

同じように帰されかけた…が、

若い先生が「心配なら、もう少し詳しい検査もできますから…」そう勧められ、診ていただいたそうなんです。


その後の精密検査で

亡くなってしまわれた方と同じ病名だったらしく、

即刻、緊急入院になったそうです。


お医者さんも人の子…

とは言いますが、命に関わること…

念には念を入れて診察いただきたいと

常日頃、願っています。


私自身も半年の入院、診療のたらい回しなど経験しているのでこの事故については軽々しく病院や医師看護師を責められないと思っています。ただ、万が一のことを考えた対応だったら…

結果が違っていたのかも知れないと悔やまれるばかりです。


知人の場合も帰されかけて「念の為」と云われた言葉に何か心が働き、より詳しく診ていただいたそうなので、もしこの方にも「万が一のこと」を伝えたとしても、ご本人と同席したご家族(あった場合)が、痛みも無くなったし、帰って良いって云われたから…と思ってしまったら…


言葉が出てきません。


私の場合は、尋常性天疱瘡という自己免疫不全でした。

近くの総合病院にかかりました。

最初は口内炎がだんだん酷くなり診ていただいたのですが、その2日後に乳首の上、肋骨辺りに水脹れができました。

気になったので直ぐに同じ病院に行ったのです。

最初は口腔外科で次は皮膚科でした。


先生は異なりましたが、看護師さんの中に両方ともいてくださった方があり「先生この患者さん先週も隣の診療科(口腔外科)を受信されてましたよ!」

この一言で先生の目が変わりました。


直ぐさまカルテを見直して、上半身くまなくチェック…

すると「生検します❣️」

その時の担当医師の目がキラリ✨と輝いたように見えたのは気のせいだったでしょうか?


生検って生体検査のことで、

患部の細胞を採取するんです。

局部麻酔した後メスが入り2-3針縫合されました。

麻酔が一番痛いんですよね(笑)


あの看護師さんの一言が無ければ、

今頃はもっと苦しんでいたと思われます。


沖縄戦慰霊祭の日と医療ミスの報道…

そんなことを思いました。