勉強ができても、スポーツができても、結局のところ大切なのは「人間性」だと、私は思います。プロ野球を見ていても、どれだけ実績を残していても、性格の悪さが表に出る人はいます。だからこそ、成果だけを評価し、人間性を育てようとしない風潮には疑問を感じます。
最近、音楽ユニット「monje」のKananさんと活動している、2000年生まれのサウンドアート作家の方の存在を知り、ふと思い出したことがあります。その方とは中学校時代に接点がありましたが、当時私は、いじめに近い扱いを受けた記憶があります。特に、胸ぐらをつかまれるような感覚や、精神的に強く圧迫された感覚が今でも忘れられません。
時間が経ち、私はその経験とどう向き合い、どう乗り越えていくかを考えるようになりました。自分を成長させるためには、過去の出来事から目を背けず、心の中でしっかりと整理することが必要だと思っています。そして、自分の過去の行動についても見つめ直し、もし誰かを傷つけていたのなら、その責任を受け止めるべきだと感じています。
訓練学校の職員からいただいた「過去の行動に対して責任を持つことが、今後の人生にとって非常に重要だ」という言葉が、今でも心に残っています。その言葉をきっかけに、私は自分の行動に対してより真摯に向き合うようになりました。
また、母からの「都合の良いときだけ話し、都合が悪くなると黙る」という指摘も、自分のコミュニケーションの課題に気づかせてくれました。困ったときは助けを求める一方で、問題に直面すると逃げたくなる。そういった弱さと向き合い、誠実にコミュニケーションを取ることの大切さを実感しています。
私は知的障害があり、現在は訓練学校に通っています。職員からは「良い手本と悪い手本の両方を知ることが大切だ」と教わりました。私は、大谷翔平選手やパリオリンピックの選手たち、ハリウッドスターたちのように、日々努力と誠実さをもって生きる方々を心から尊敬しています。そうした人たちの姿は、自分もより良い人間になりたいという思いを強くさせてくれます。
過去を恥じる気持ちは今もありますが、それでも一歩ずつ、誠実に生き、改善を重ねていきたいと思っています。この文章は、あくまで私自身の思いや反省、そして尊敬の気持ちを綴ったものであり、特定の誰かを非難する意図はまったくありません。
これからも、自分にできることを少しずつ積み重ね、心ある人間として歩んでいきたいと思います。