「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展 大阪歴史博物館


大阪城や豊國神社、西ノ丸庭園での散策に

おとそ4時間を費やし、これ以上は脚に良くないなと

名古屋へ戻ろうと決めた瞬間、気になる建物を発見。
案山子の独り言
右側の建物には“NHK”の文字が!

さすが大阪のHNK。斬新だなと感心して近づいてみると

左側の建物には“大阪歴史博物館”とありました。

球体の部分が共通の入り口となってます。

展覧会は“チベット”という全くノーマークのものでしたが

一度気になったら内部も見てみたくなるもの。

体の痛みも好奇心には勝てませんでした(― ―;)ゞ

入ってビックリ!なかなかインパクトのある展示でした。

(以下は図録から。クリックすると大きくなります。)

案山子の独り言
“三つ目がとおる”?

もしくは“3×3EYES”?
案山子の独り言
“大阪の下町にいそうなおっさん”?
案山子の独り言
“間違いなくその筋の方”?

などと失礼なことを言いましたが、

彼らはお寺に祀られている祖師像の一部です。


そして
案山子の独り言
チベットの「釈迦如来立像」は
案山子の独り言
なんかセクスィー( ̄m ̄*)

もしくはタイツを着たヒーロー?


案山子の独り言
これは「カパーラ」という

チベット密教独特の法具で

高僧大徳の遺志に基づき、

その頭蓋骨を加工して作られています。


案山子の独り言
「ペルデンラモ騎騾像」

漢訳でいうところの“吉祥天”なんですが、

髑髏を数珠繋ぎにしたものを首から下げ、

馬の背には人間の生皮を剥いで敷物にし、

その人間の頭と手が下に垂れ下がっています(― ―;)


案山子の独り言
「ダーキニー立像」

こちらもいろんなところに髑髏をつけ、

右手には“脳みそ”ならぬ“カパーラ”を持った

かなりのインパクトをもった女性ですが、

聖者の性的パートナーとしてその悟りを得るのを助け、

後には修行者を導く導き手として信仰を集めたとか。

ちなみに、頭に飾られている5つのドクロは

人間の五罪(食欲・妬み・愚かさ・幼稚さ・欲情)に

対する克服を意味しているそうです。


極めつけは
案山子の独り言
「十一面千手千眼観音菩薩立像」
案山子の独り言
本当に千本ある手(数えました)には

すべてに眼がついております( ̄口 ̄;)

横から見ると栗やウニのトゲトゲが

すべて手になってる感じです(― ―;)



知らない世界を知るってのは楽しいですなー☆

そして何でも見た目で判断しちゃいけない。

神様はいろんな姿をしていらっしゃいます( ̄人 ̄)