「菌類のふしぎ」展


国立科学博物館

2008年10月11日~2009年1月12日


「大琳派展」だけのつもりでしたが、

この絵のつられて駅でチケット買っちゃいました(^ ^;ゞ



博物館へ着くと、今度は

でっかいオリゼーが迎えてくれました。


そして、なんと!

館内の撮影OK!

ということでさっそく撮影。

オリゼーが身近な菌の働きを紹介してます。

(ただしビデオ撮影やフラッシュは禁止)



館内のいたるところで

かもしてます。

かもしてます。



こんなすごいところもありましたが、

我々の生活はこんなことになってるってことですね。




漫画「もやしもん」のキャラクターも多いですが、

実際の菌も数多く展示されてます。
コウジカビ(アスペルギルス・オリゼー)は

味噌や醤油、日本酒を作るために役立っている菌です。



他にも

きのこが寄生して育っている様子。





昆虫や虫の幼虫などに寄生して養分を吸い取り

成長したキノコ「冬虫夏草」。

漢方でもおなじみですが、カプセルや粉末状に

なって数万円という価格で売られています。

見た目はちょっとグロいですが、昔から不老長寿、

精力源として珍重され、スタミナ不足や過労、喘息、

精力減退、生活習慣病、運動能力低下などに

効果があると言われています。


人間の生活と密接した菌や逆に害を及ぼす菌。

さまざまな研究の結果発見された菌が見られました。

5000年前に発見された巨大な菌(全長9m!)や

光るキノコなんかも見られますよ。


あとこんなのも。

「もやしもん」で有名な“菌で文字を書く”シーンを

オリゼーの絵で再現してありました。

この他にも「菌アート」がたくさんありました。



「かもす」の語源:口噛み酒にあると考えられている。

人が米を噛むことで、米のデンプンは唾液中の

消化酵素によって糖に変わり、それに空気中の酵母がついて

発酵が始まります。「噛(か)む」という意味の「噛(か)むす」から

「醸(かも)す」になったと言われている。

「もやしもん」の中でもこのお酒を造るシーンがありましたね。

気持ち悪いと感じちゃった方も多いかと。

噛んだ人にも問題ありか。



身近な菌の存在を改めて知ることができました。

意外なところでも菌が働いてくれています。

感謝感謝の展覧会でした。