こんにちは。
週末は、娘と一緒にアーティゾン美術館の「クロード・モネ ― 風景への問いかけ」展に行ってきました。


アーティゾン美術館は、以前のブリヂストン美術館のころ、娘が保育園時代に週末よく通っていた思い出の場所です。


しばらく足が遠のいていたのですが、今回は娘の希望で久しぶりに訪れてみることに。


行ってみると、建物も展示空間もとてもきれいになっていて、記憶の中の美術館よりもずっと広く感じました。
調べてみると、旧ブリヂストン美術館は2015年から建替えのため長期休館し、2020年1月にアーティゾン美術館として新しく開館したそうです。展示室も以前よりかなり広くなっているようで、なるほど、印象が変わったわけです。
予約は11時30分から。


せっかく久しぶりに八重洲・京橋方面まで来たので、美術館の隣にあるGallery & Bakery Tokyo 8分で朝勉をしました。
こちらは朝8時から開いているベーカリーカフェで、日曜日の朝ということもあって、ゆったりとした空間でのんびり過ごすことができました。
電源の付いたカウンター席が沢山あるのも


今回のモネ展で特に楽しみにしていたのは、オルセー美術館から来日している
《戸外の人物習作-日傘を持つ右向きの女》。
いわゆる「日傘の女性」として知られる作品です。
モデルとなった女性が、のちにモネの二番目の妻となるアリス・オシュデの娘、シュザンヌ・オシュデであること、そして、モネの最初の妻であるカミーユ・ドンシューが病に倒れた時期に、アリス一家との関係が深まっていったことについては、最初は少し複雑な気持ちを抱いていたようです。(この辺は、まだまだ14歳。)
ただ、展示を時系列にたどりながら、モネが画家として住まいを移し、生活の苦しさや時代の流れの中で少しずつ表現を変えていく様子を見ていくうちに、娘の受け止め方も少し変わっていきました。
なかでも、最初の妻カミーユを描いた《死の床のカミーユ》の静かな表情に触れたことで、モネが彼女を本当に大切に思っていたことにも気づいたようでした。

最後には、
「当時の背景を考えると、単純には言えないね」
というような受け止め方になっていました。


昨年の夏休みには、四国のお遍路旅の途中で、娘の希望もあって大塚国際美術館にも立ち寄りました。

大塚国際美術館は、世界の名画を陶板で原寸大に再現して展示している、とても大規模な美術館です。システィーナ礼拝堂や名画の数々を、まるで世界を旅するように見て回ることができ、親子でとても印象に残っています。
その流れで、今年3月にはパリのルーヴル美術館とオルセー美術館にも行きました。
海外の美術館の圧倒的なスケールにも感動しましたが、今回改めて日本の美術館を訪れてみると、絵の見せ方がとても丁寧だと感じました。
額縁、照明、作品との距離、観覧の導線。
ひとつひとつが計算されていて、作品に集中しやすい。
日本の美術館って、やっぱり素晴らしいなと思いました。


今回の展示では、モネが晩年影響を受けた葛飾北斎に関する作品もあわせて見ることができました。
展示を見終わったあと、娘と
「次は北斎展にも行きたいね」
と話しながら、お楽しみのミュージアムショップヘ。


今回のショップでも、チョコレートのコラボ商品が目に入りました。
見た瞬間、2023年の上野の森美術館「モネ 連作の情景」で購入した、MOTHERHOUSEのIRODORI CHOCOLATEのことを思い出しました。とっても美味しかったのだけど、今はもう買えないのかなー。


私と娘は500円のピンバッジのガチャガチャがあり、挑戦。
美術館では必ずピンバッジをゲットする自称ピンバッジコレクターの私から見ると
500円でこの可愛さは、ちょっと安すぎるのでは……と思うほどでした。


私は《日傘を持つ女》、娘は《パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日》のピンバッジ。
この《パリ、モントルグイユ街》は、今回の展示で私にも強く刺さった一枚です。
何度も見ているはずなのに、その時々で好きになる絵が変わるのは不思議です。


画面いっぱいに旗が揺れ、当時の街の熱気や歓声が絵の中から聞こえてくるようでした。


娘はクリアファイルコレクターなので(笑)探しましたが、残念ながらなく(たくさんの作品と一緒に小さく載ってるクリアファイルはありました)、次回のグッズ展開のお楽しみとなりました。



娘と美術館に行く時間は、その時々の娘の成長や、考え方の変化に触れる時間でもあるのだなと改めて感じました。


小さいころに手を引いて通った美術館に、
今は私の方が教えてもらいながら歩いている。
そんな感覚ですニコニコ