新聞である記事を読み、関心をもったので取り上げます。医療と保険の問題です。
健康保険料を支払えずに、病気にかかっても、病院に行けばお金と時間がかかり、挙句の果てに収入も減ってしまう。その悪循環で無理をして、仕事を続けた結果として、胃がんが進行し病院に来たときには既に手遅れだったという悲しい話でした。医師の話では癌が発見された時点で有効な治療を受けていれば助かったかもしれないと、嘆いたそうです。
国民皆保険というシステムが、この不況下で崩れ始めていると。昨年で1年以上国民健康保険を支払えずに、保険証を返還した人が全国に33万世帯もあるそうです。
不況により、金融機関が医療機関に対し、貸し渋りや貸しはがしが深刻化して、病院側もかなり苦しい経営を迫られている所が多い様です。そのため、順調な経営をしているところばかりではないということができます。
我々サラリーマンからすれば、社会保険があるのであまり心配はないのかもしれない。ただその一方でこういった深刻な事態が起きているのもまた事実。私から言わせれば、散々こきつかわれて、病気になったらハイ、サヨナラって、それはないんじゃないかと思いますね。この様な制度では安心して仕事もできないというもの。
これも背景には、貸し渋りの問題や、医師不足、不況による国民健康保険の未払い、その為に医療費が高くなり病院にかかれず、病気になって死んでいく。まさに負のスパイラルだと思います。
この問題は、これから訪れる高齢化社会に向け、もっと制度自体を見直し、医療の基金などを設立して、そういったお金のない人でも、重病の時にはそこから資金を提供できる制度を作っていくなど、抜本的な改革が必要ではないかと感じます。
私は人が好きです。今でも人と直接話す仕事をしています。この問題は日本のこれから訪れるであろう重要な問題のため避けて通ることなく、何らかの有効な対策が必要ではないかと思いますね。