このブログ、所沢の野外ライブから書き始めてしまったのですが、よく考えたらその前に行った久保講堂のこともちょこっと触れておこうと思う。

 

何せ、あれが私のアルフィー初ライブだったので。

それは、82年の4月1日。

このライブは久保講堂3DAYSの最終日でした。

ちなみに1日目は「高見沢DAY」。高見沢さんが大好きなハードロックをバンド編成でガンガンやったらしい。

で2日目は「桜井DAY」。幸ちゃんとサイモン&ガーファンクルのナンバーなどを中心にしっとりと聴かせてくれたとか。

(今の私なら迷うことなく2日目を選んでいると思うが…)

そして私が行った3日目は「坂崎DAY」。

この日のサブタイトルは「落語とギターの夕べ」。

そう、坂崎さんが落語というよりも林家三平さんの小噺を披露してくれたのでした。

ええ、とっても新鮮で面白かったですよ。

そして、坂崎さんのアコギワールドも十分に堪能できました。

初めて坂崎さんの生のアンジーを聴いて興奮したなー。

当たり前ですが、めちゃくちゃ上手くて驚いた。

 

それらはコンサートの一部で、その後はもちろんアルフィーのライブでしたよ。

とにかく会場の熱気がすごかった!

 

で、この日、私が何よりも衝撃的だったのは…。

お客さんが最も盛り上がった曲が…。

 

「無言劇」だったこと。

 

無言劇、もちろん今みたいなアレンジじゃないですよ。

あくまで当時の3人だけの演奏ですから。

にも関わらず、イントロが始まった瞬間、物凄い勢いで後ろの席のお姉さまたちがステージに向かってドォーっと走ってくるのですよ。

で、あっという間に客席の通路がぎっしりお姉さまだらけに。

そして皆さん、ガンガンに盛り上がっているのですよ、(もう一度言うけど)無言劇で。

 

一緒に行った親友のハタケとボクにはその光景が衝撃的すぎて、ちょっと固まっていました。

でも考えてみると、そんな客席の盛り上がりをステージで感じていた高見沢さんが「アルフィーにはもっとお客さんの熱気に応える曲が必要だ!」と考えて、その後の路線大転換に繋がっていったのかもしれませんね。

それは前年12月に渋谷公会堂で行われたライブ後に高見沢さんがそんなことを語っていたのを思い出しました。

 

 

そしてライブを締めくくったのは「Since 1982」。

センターマイク1本で3人が肩を組んで歌ったシーンは今でもしっかり目に焼き付いてます。

ありゃ、マジでかっこよかったわー!

(なぜかあの時、3人がお揃いの白いadidasのパーカー着てたけど…なぜ?)

でも本当にカッコよかった!

 

あ、そうだ、この日のチケット。

発売日の翌日にプレイガイドに買いに行ったのだけど、なんと席が6列目の真ん中だったんです。

いい時代でしたね。

 

本来ならここにチケット画像やらセットリストやら当時の音楽雑誌の記事(GBの別冊付録)なんかを貼り付けるとブログっぽくなるんでしょうけどね。

えっと、ボクの大事なアルフィー関連のファイルが紛失中のため、今は何もありません。

今後それらがもし見つかったら、しれっと貼り付けてアップしておこうと思います。