天使の休息 -3ページ目

夜更けにすまない

疲れているようだな。
どうした、私がおまえの心配をするのはそのように驚くことなのか…
まあ良い…
お前は何もかもがんばり過ぎているのだ。
少し肩の力を抜いて気を楽にしろ。
私の前だけでもな。

お前だけが頑張る必要はない、お前の手助けをする為に我等守護聖はいるのだからな。
無理に笑う必要はない。
辛い時に無理に笑っては余計疲れてしまう。

外を…月はどのような時にもああして天空で輝き続けている。
たとえ曇っていても雲の上には変わらず輝く月がある。
太陽のように決して明るくはないが、太陽のように強くなく、それでいて弱くもない。
人は太陽にも、月にもなれる。
太陽のように月には大きなぬくもりは無いかも知れぬが、暗闇を照らすぬくもりがある。
月は無くとも人は生きて行けるかも知れぬが、
わたしは月に癒される…。
おまえにもあの月が癒しになると良いのだが…。

クラヴィス


一緒にいようよ。

わぁ、見て雪だよ。寒いはずだね。
ねえ、こんなに寒くてもお花さん達は今春のために力を蓄えてるんだね。
今は本物の白い雪が降ってるけど、桜吹雪の下の君はきっと花の精みたいに綺麗なんだろうね。

でも、雪の中の君は雪の精みたいで消えていなくなっちゃいそうで僕、怖いんだ…。

だから、僕のそばにずっといて…
君が消えちゃわないように…。

マルセル