めるちゃんが急にいなくなってしまって

思い出すたびに涙が出てしまう悲しい








めるちゃんは



本当に優しくて、穏やかで、

のんびり屋さんで、ちょっと鈍臭くて。




家族を笑顔にしてくれる

本当に本当にかわいい猫だった。


かごが大好きだったね





知らない土地に引っ越してきて

誰も知り合いのいない私にとって

心の支えだった。







でも

子どもが産まれてから

思うようにかわいがってあげられなかったのを

ずっと後悔している悲しい





里帰りから帰ってきて

長男の大きな泣き声を

初めて聞いた時の

めるちゃんの顔が忘れられない。





目を大きく見開いて

耳をピンと立てて

本当にびっくりした顔をしてたな。






私が授乳している時は

こわーい顔してじーっと見つめてた







めるちゃんはいつも

息子たちにやきもちやいて




何度も粗相して

困ったけれど




めるちゃんなりに

何かを訴えたかったんだろうな。







今までぼくが1番だったのに



もっとぼくのこと可愛がってよ




って言ってたんだよね。







それにちゃんと応えられなかったことを

ずっと後悔してる。



本当にごめんね。




それでも息子たちに

優しくしてくれてありがとう。





息子たちが

熱を出した時、




泣きながら寝てしまった時、



いつも寄り添って寝てくれていたよね。








めるちゃんは

世界一優しくて

やきもちやきな猫だったね。








めるちゃんがいないお家は

寂しいよ。