動物のキモチ -3145ページ目

結果責任

PK戦で韓国に負けた。


選手は頑張ったし監督も頑張っただろう。


でも負けた。


理由は様々言われるだろうが、個人的には気迫の違いだろう。オーストラリア戦のときもそうだが1人多いのに90分で勝てない。これが今の日本だろう。早く修正して持ち直してもらいたい。


くどいようだが特定の個人の責任ではなく全体の問題。監督の首切って変わるものじゃない。結果責任と言われればそうかもしれない。でもプロセスを検証しないで結果だけ見ても何ら改善されない。コレはサッカーだけでなくあらゆるところにもこの理屈は適用できる。


身近なところでは会社の中でも同じ。会社全体、部署、個人全てにおいて求められる結果責任。確かに結果が全てであることは否定できない。しかしそれが全て、それ以外に評価に値する要件は無しというのはあまりにも稚拙。


対経営陣に結果責任だけを求めるなら株主の怠慢。対部署にソレなら経営者の怠慢。対個人にソレなら上長の怠慢。言ってる意味判りマス?


全ての課題の評価は結果を含めて全てのプロセスが対象。そのどれも評価の要件に加えなければ絶対に正しい判断はできないし、今後の策を企てること叶うに至らず。逆にソレができるところは世間の動向に決して左右されることない右肩あがり永遠の勝ち組。


最近とあるIT関連企業でも完全成果主義から終身雇用制に移行しつつある。成果主義とはまさに結果責任だけが問われる実に簡単なシステム。でもこの成果主義はある意味経営者の怠慢的制度。欧米で一般的な制度らしい。ただこれも見誤っている。欧米で成功している企業はそこで働く従業員の権利などを日本では考えられない、またなかなか真似できない程に保障されている。逆にいわゆる日本的成果主義を取り入れている企業は経営の危機に瀕している。


何故後者は経営の危機に瀕しているのか?理由はいたってシンプルで、結果責任だけしか見ていない会社は数字が全て。全ての事業計画から権限まで従業員に任せた上で結果が出なければ結果だけ問うてもいいかもしれない。


成果主義の根本的問題はソコにある。結果責任のみの問題。何度もプロセスが大事とこの動物曰った。それは成果と同等な位に。成果、結果がプロセスに優先されるといった理屈もあるようだが全くもって誤認もいいところだ。


では、何故プロセスが大事か?企業、組織、団体に属する者は等しくそれらの方針に則って活動する。既述にもある通り全て評価される側の責任と権限で活動した結果であれば結果責任を問えば良いだろう。しかしながら現実は毎年度の計画は全て「天の声」的世界から抜け出せない。


この「天の声」、企業なら経営者、団体などなら執行部などだけが悪者に仕立て上げられそうだが、そこに属する者の責任も本当はある。ただ、ここでそこまで語ると2部制にすれば良かったとも思いかねないので止めておく。リクエストがあれば(まぁ、ないだろーが)またの機会に。


どうも日本人はこうした「評価」ということを得意とする民族ではないようだ。管理者の管理能力、評価能力が著しく悪い。だから後述するが年功序列か、完全成果主義かこのどちらかしかない。こんなことを繰り返すようでは企業ならいつまでも原因不明の不況、苦し紛れに世間が不景気だからと世間のせいにする。己の舵取り能力がないことを棚に上げておきながら。


間違った結果が出た場合は全てのプロセスを総点検して、必ずあるであろうその問題箇所を発見して修正しないといつまでたっても間違った結果しか出ない。これが経営者、執行部から出された「天の声」が原因ならそこに属する従業員や職員の責任で修正は絶対にできない。それでも実行する側の問題と言い張るのであれば、そんなところに人生を委ねる理由も必要も無くなる。


いったいそんなんで働くモチベーションが上がるか?


答えはNOである。仕事には前向きも達成しなかったことだけ見られて追求される。それを達成した他の人たちも見てどう思うか?「明日は我が身」と思うのが普通。であれば人材の流出につながる。いたって理屈はシンプルである。企業は代わりの人材はナンボでもおる思うだろうが本末転倒である。ブランドイメージのある上場会社でも有能な人材の流出は止まらない。今はそんな時代じゃない。有能、優秀な人材には働ける機会はナンボでもあります。


企業と従業員との関係は極めてドライだ。経営者側は変な解釈でドライと思っているようだが、従業員は経営者側が考えている以上にドライだ。従業員は会社の奴隷じゃないのだからイヤになればサッサと辞める。特に30代からの若年層は尚更だろう。それを止める権限は企業、組織には絶対にない。


有能、優秀でない従業員はナンボ辞めてもいいだろうが有能、優秀な従業員が辞めたらその企業は消滅する。経営者にはそのあたりの見極める力が必要とされるのだが。少々話は戻るが、前出IT企業が終身雇用制度に戻したのは離職率の高い問題を改善するためである。その結果30%以上あった離職率が10%以下にまで低下したとのこと。働く側からすればやりがいと同時に安心して仕事に没頭できるというポジティブなモチベーションになった。結果企業の業績も前期対前年比経常利益が10%台の伸び率にまで至ったとのこと。


但し、誤解して欲しくないが終身雇用になったが年功序列ではないことは注視しなければならない。終身雇用イコール年功序列ではない。終身雇用だが結果責任も問われる。でもプロセスもしっかりと評価する。これらを満たされないと最終目標である企業全体の業績を上げることは絶対にあり得ない。


これが今のデキル企業、組織、団体とデキナイそれとの差だろう。


ロクな検証もせずソッコーでオシムの首切ったら日本サッカーの未来はないし次回W杯予選突破はあり得ない。ドースル?川○カイチョー?またト○シエでも呼ぶか?


あ、いるじゃないか!セニョールセルジオが(・∀・)