ついにこの日がやって来ました。
自動二輪車の卒業検定です!
ここまでくるのに本当に時間がかかった!笑
予定ではこんなに寒くなる前に卒業しているはずだったんだけどなぁ!
それはさておき。
前日からとても緊張していました。
四輪の時の卒業検定なんて比じゃありませんね
卒業検定は9:25に集合。
本当はスクールバスで行きたかったのですが、最近よくバスが遅れてヒヤヒヤしていたので母の車を借りて(母を助手席に乗せて)行きました。
9時ごろに車校に到着。
母は用事があったため、車に乗って帰宅です。笑
まだ集合時刻まで時間があるのでコンビニへ行って水とチョコを買いました。
そして受付に行き、ICカードと免許証の提示。
ここでICカードとはお別れです
ドキドキの配車券を出すのに必要だったこのICカードには沢山お世話になりました。笑
S藤教官「今日はBコースね。じゃあ視力検査するぞ〜」
コースは正直、どちらでもよかったです。
覚えているし、やらなければいけない課題に変わりはないので。
指示された教室で待っていると副校長先生がやってきました。どうやら今回の検定員は副校長先生だそうです。四輪の仮免の時と一緒だ!
副校長「では検定の順番を発表します。ゼッケンを渡しますが、その番号が自分の走行する番になりますよ〜」
1番、2番、、、そして
副校長「3番、ぱるむさん〜」
3番目!うん、真ん中だ!笑
この日の受検者は自分を含めて6人。
うち、大型1名、中型5名でした。
中型に私の他に女の子が1人。
凄く脚の長い女の子でした。自前のヘルメットを持ってきていたので、恐らく家族にバイク乗りさんがいるのかな?
検定の説明を15分ほど、サラ〜っと受けます。
凄くアッサリした説明でした。笑
コースの説明だったり、注意事項だったり、、
緊張していたのであまり覚えていませんが。
一通り説明が終わり、全員で二輪室へ移動します。
私たちは卒業検定ですが、場内はいつも通り教習が行われています。しかもこの日は土曜日。平日よりも遥かに人口(車口?笑)密度が高い。
もちろん、二輪教習も行われていました。
二輪室に入ると、何度かお世話になったS山教官がいました。
S山教官「あれ?」
私「おはようございます。」
S山教官「検定か?」
私「そうなんですよ、、」
S山教官「頑張れよ〜!」
すると前回、みきわめをくださったH教官も二輪室にやってきました。
H教官「おっ!スラローム、当たらないようにね?」
私「はい、、うぅ、、緊張する、、」
H教官「当てちゃダメだよ〜?」
そして最後に、T中教官がやって来ました。
目があったのでペコリとお辞儀をすると、T中教官はニコっと笑ってガッツポーズ、そして口パクで「頑張って!」と言ってくれました。
えぇ?!なんだ今のT中教官は?!
今まで、いつも私が失敗すると究極の苦笑いをして、あ〜あ〜と蔑んだような目で見てきていたあのT中教官が笑った?!
あんな優しそうな顔で?!
しかも口パクで、頑張って! だと?!
私は幻でも見たのか?!
なんだか、すごくビックリしました。
車校で唯一、若い教官なのに関わりづらいT中教官が、口パクだったけれど応援してくれたことが信じられませんでした。笑
そしてプロテクターを装着し、自分の順番を待ちます。
前日にM田教官から、『他人の走行は、自分のイメージと違うしプレッシャーになるから見てはいけない』とアドバイスメッセージをいただいていたので二輪室の中で控えていました。
でも気になるので外の様子をチラチラと見ます。笑
自分の順番が来るまで、気が気ではありません。
すると、私の後に走行するおじさんが話しかけてきました。
おじさん「いや〜緊張するね」
私「そうですね〜緊張します。」
おじさん「大学生さん?」
私「はい、今2年生です。」
おじさん「あれ、一緒じゃない?」
すると女の子も会話に入ってきました。
女の子「今年ハタチですか?」
私「そーです!」
女の子「同い年だ!」
おじさん「平成10年生まれかな?僕の娘もそうなんだよね〜寅年の!教習は結構きてた?」
私「はい、だいぶ。笑 21回オーバーしてます。」
2人「え〜すごい!!」
そんな声を揃えて驚かなくても、、笑
でも、そんな会話が待ち時間を短くしてくれました。気がつけば私の前の人が二輪室に戻ってきました。いよいよ私の番です。
女の子「頑張ってください!」
私「ありがとうございます!」
さあ、いよいよだ。
司令塔から場内にアナウンスが響き渡ります。
副校長「3番、ぱるむさん。準備ができたら始めてください。」
よし。、、と思ったが発着点にバイクがない?!
すると後ろから教習中のS山教官がバイクを持ってきてくれました。
S山教官「ちょっと待ってな」
そしてバイクをセッティングしてくれました。
セッティングするや否や、教習に戻っていく教官。少し不安になりながらバイクに手をかけます。
後方確認、サイドスタンドを払いニュートラルに入っているかを確かめます。
ちゃんとNのランプが点灯している!
S山教官がニュートラルに入れたままにしてくれていました。ありがとう教官
おかげで、ギアをニュートラルに入れる苦手な作業が省けました。
バイクに跨り、ミラーの調節。
エンジンをかけて右合図を出す。
もう一度後方確認をしていざ出発です!
場内は本当に賑やかでした。
二輪も四輪も、合わせて10台以上はあったはずです。
発着点からコースに合流するのに、外周を走る二輪や四輪が途切れるのを待つのが必須でした。
私が合流しようとした時、四輪が一台走ってきたので落ち着いて一旦停止。見送ることにします。
すると助手席側の窓が開いており、よく見ると沢山お世話になったイケメン教官のS本教官が乗っていました。
S本教官は私の前を通過する時、こちらは見ないものの手でガッツポーズを作っていきました。
S本教官の優しさが心に染みました。こちらを見ていなかったからそのままスルーされるだろうと思ったのに、ガッツポーズを私に見えるように、でもS本教官が担当している教習生にはバレないようにエールをおくってくださったことに涙が溢れそうになりました。
こうなったからには絶対コースを走りきる!
気合いを入れて外周を走行、最初の課題のスラロームに突入します。
大丈夫、落ち着いて。
ギアを2速に落とし慎重に進入します。
H教官にも言われたようにパイロンに接触しないように、、。
時間は絶対8秒以上かかったと思います。
でも接触なし!一つ目の課題は一応クリア!
スラロームを終えると、再び外周に合流するため二輪、四輪の通過待ちをします。
するとやってきた四輪の助手席の窓がまたまた開いています。よくみてみると、私の大好きなK藤教官でした!
K藤教官は、窓から顔を出して、ジーッと見つめてきてからの頷いてガッツポーズ。S本教官の時と違ってあからさますぎますが(笑)またエールをいただきました!
K藤教官はいつだって、場内で教習がかぶると四輪の中から構ってくれました。
S字を通過できると👍🏻。
クランクを通過できると頷いてくれる。
すれ違うとわざわざ窓を開けてジーッと監視。
目が合うと全力の変顔
バイクに乗るとガチガチに緊張する私の、肩の力を抜いてくれるのはいつもK藤教官だったと思います。教習所マジックにかかった私の、大好きなK藤教官の優しさです。
検定が始まる前に声をかけてくださった教官たちを含め、こんなにも沢山の方が自分を見守ってくれているんだと思うとまた涙が溢れそうになります
少しずつですが、最初の緊張状態よりは落ち着きを取り戻し、不安要素のクランクへ進みます。
第一段階で手こずった二大課題、スラロームとクランク。
スラロームが一応クリア出来たのだから、クランクだって大丈夫。
進入速度をしっかりと落とし、半クラを作りリアブレーキを掛けながらバランスを取り進みます。
大きなふらつきはなく見事通過!
次にS字。こちらはいつも通り問題なく通過です。
そして地味に苦手な坂道発進です。
坂の途中まで登り停止。
後方を確認して半クラを作ります。
が、ここで本日1回目のエンストです
少し焦ってしまいましたが、気を取り直して無事発進できました。
次は踏切です。
検定の説明の際、踏切は警音を鳴らすのでしっかりと停止して確認すること!と言われていたので構えたのですが、なぜか音が鳴らない、、、。
来るはずの電車が来ない、、、。
1番の人も2番の人も鳴ってたはずなのにどうして鳴らない、、、?
途中で鳴るなよ、、?と不安になりながら恐る恐る発進。結局渡りきっても鳴りませんでした。笑
次は一本橋。
第一段階の序盤はなかなか7秒以上掛けて渡ることができなかったのですが、途中から9秒近くまで掛けて渡ることが出来るようになり、第二段階では一度も落ちることなく通過出来ていました。
なので落ち着いて出来れば大丈夫。
そう思い、左折後すぐに一本橋通過前の一時停止。
出来るだけ橋に対して真っ直ぐに停めたい!と思う気持ちが強く、左折の途中にフロントブレーキを掛けてしまいました。
教習所、何度もこの失敗をしました。
曲がっている途中でフロントブレーキを掛けたら90%以上の確率で立ちゴケします。
クランクでも、この一本橋前でも、なんども立ちゴケしました。
左に倒れそうになり、ヤバい!と思いました。
でもここで倒れたくない!絶対いやだ!
その執念が効いたせいか、奇跡的に左足で踏ん張りきることができました!
あ〜危なかった!こんな所で立ちゴケして検定中止なんてシャレにならん!
一息ついて一本橋を通過。
いつもより気持ちはやくなってしまったような気もしましたが、落ちることなく通過出来たのでよし!
さて、残すは最難関の急制動です。
つい数日前、急制動が出来ず号泣しながらバイクに乗った苦い思い出。
そんな苦い思い出を晴れやかな思い出にする為に、頑張らなくては!
変に身体中に力が入りました。
急制動前の直進で加速。のつもりが、思い切りが足りなかったためか、微妙な手応えでした。
気がつけば急制動手前のカーブ。
加速が足りなかった所に、カーブ前の減速で更に速度が落ちてしまいます。
これはまずい、、、
制動開始のコーンまでに40km/h間に合う?!
カーブを曲がりきり、急制動のレーンに突入。
コーンまであと少し。焦っていた為か、40km/hに達していないような気がしてアクセルを開け続けてしまいました。
そのまま制動開始のコーンに突入。
慌ててブレーキを掛けます。
やばい、このままじゃ11mのコーンを過ぎてしまいそう
私の悪い癖である、リアブレーキに知らず知らずのうちに力がかかってしまいジャーーーっといやな音。
そして、あっという間にガッシャーン!
ぱるむ氏、後輪ロックのため転倒。
検定中止項目である転倒です。
急制動レーンにいた、教習中のS山教官が駆け寄ってきました。
S山教官「大丈夫か?!怪我ないか?」
私「グズン、、、、、、コケたぁ(ToT)」
涙が溢れてきました。
さっきまでは、教官たちの優しさに感激して溢れそうだった涙が、一瞬にして悔しさと悲しさに変換されてボロボロと溢れます。
泣きながら倒れたバイクの引き起こし。
無意識にクラッチを握ったまま引き起こしをする私にS山教官は「クラッチ離せ!」といい引き起こしを手伝ってくださいました。
司令塔から降りてきた副校長先生。
副校長「怪我はないか?」
私「ないです、、、(ToT)」
S山教官「ほれ、エンジン掛けて」
私「これって、、、」
副校長「コースに戻って」
私「はい、、、。」
検定中止のものの、あとは急制動レーンから抜けて発着点に戻ってくるだけだったため走らせて貰えました。が、もう正直乗りたくありません。
グズングズンと泣きながら、賑やかな場内を走ります。こんな見苦しい姿、他の教習生に見られたくないよ〜
結局、泣きながら発着点に戻り降車。
二輪室の窓に張り付くように、残りの受検者の3人が見ています。
あぁ、さっきまで楽しく会話してたのに、、。
どんな顔して入っていけばいいのやら、、、。
でもここで号泣しながら二輪室に入っても、後に走る方達のモチベーションを下げてしまう。
そう思い、涙が止まらないまま顔は笑って二輪室の扉を開けます。
私「あ〜緊張したぁ〜」
おじさん「お疲れ様」
女の子「スラローム凄く綺麗に通れてたのに、、」
私「いや〜すっごい緊張して
人も多いし、いろんな所で止まりましたよ」
女の子「なんか、余計な所で止まりたくないですよねその分コースも長く感じるし、、」
私「そうですね!たしかに長く感じた!
じゃあ、頑張ってください!!!」
そう言ってそそくさと退散。
空元気ってこんなに大変なのか、、、。
ゼッケンとコース表を返却しに受付へ戻ります。
あぁ、涙がまた出てきそうだ。
歩いていると、四輪の発着点から出てくるクルマにS本教官がいました。
教官はクルマの中から、どうだった?!という顔をしてこちらを見てきたので「コケた〜(ToT)」と言うとS本教官、「コケた?!」とビックリ!
するとそのクルマ、急停止。笑
そりゃあ、そのクルマを運転してた子からしたら、隣に座っている教官が急に「コケた?!」と大声を発したらビックリしてブレーキ掛けますよね。
私が話しかけたせいで、申し訳ない、、
そのまま受付へ行きゼッケン等を返却。
いつものおじちゃんに「急制動でコケた、、」と伝えるとともに、また涙が溢れます。
おじちゃん「えぇ?!コケたのか?!まぁちょっとここ座れぇ!」
受付のおばさんも「怪我はなかった?」と心配してくれます。
おじちゃん「そんななぁ、車校の検定なんて落ちてもええんだよ。指導員なんて、何回試験に落ちとると思う?また受ければいいんだよ、な?」
私「でも、、、(ToT)もう検定受けたくない(ToT)」
おじちゃん「受けたくないったって、お母さんの反対押し切って通いに来たんだろ?」
受付のおばさん「そうだったじゃない!ほらティッシュティッシュ!」
そう言ってポケットティッシュをくれるおばさん。ううう優しくされたらもっと泣いちゃう、、、。
おじちゃん「怪我はなかったんだろ?検定落ちても、怪我が無ければ良かったんだよ。大事な顔に傷がつくよりうんとマシだぞ!ほら、泣いとるとせっかく可愛い顔がブサイクになるぞ!」
優しい言葉をかけられればかけられるほど涙が出る現象、これってどうにかならないんですかね?
次から次へと涙が溢れます。
貰ったティッシュを手に、合格発表の控え室で待機です。泣きべそが止まらないまま待機。
私の後に走ったおじさんがやって来ました。
おじさん「いや〜、また来週受けるとするか!」
私「そうですね」
おじさん「なんか今日のバイク、アクセルが全然繋がらなくておかしかったなぁ?エンスト3回もしちゃったよ〜!」
私「でもエンストなら減点で済むと思いますよ!私も坂道でエンストしちゃいました〜」
おじさん「いやいや!エンスト見つかってないんじゃない?!」
私「けど私の場合、転かしちゃったんでアウトです」
おじさん「いや、一応最後まで走ったしもしかしたら、、、!」
そう話していると女の子もやってきました。
女の子「めっちゃ恥ずかしかったー!休憩時間になって1人で走りましたよ〜!笑」
私「それは恥ずかしい!」
おじさん「でも空いてたから走りやすかったんじゃない?」
女の子「空いてましたよ!でも恥ずかしい!笑
そうだ、大丈夫でしたか?」
私「全然大丈夫ですコケることは慣れてるんで!」
気がつけば全員走行終了。
結果待ちで待機です。
女の子は途中、お菓子を分けてくれたりしました。おじさんも色々話しかけてくださって、皆さんに気を使わせてしまったと泣いたことを反省。いや、転けたこと自体に反省。
しばらくすると、1、2回お世話になった教官が控え室にやってきて「ぱるむさん、こちらへ来てください〜」と呼び出しがかかりました。
これが検定あるあるの、不合格者の引き抜きです。
不合格者が引き抜かれた後、その場で「今ここにいる方は全員合格です!」と伝えられるのです。
(四輪の時は仮免も卒検もこの言葉を聞けた。)
まさか、私が引き抜かれる側になる日が来るとは、、。悲しい気持ちと共に、恥ずかしい気持ちもありました。だって、6人いて私だけ不合格なんだもん。
教官「急制動でコケちゃったか〜。タイヤがロックしちゃったのかな?」
私「はい、、」
教官「次、卒検を受ける前に1時間補修を受けてもらわないといけないから、予約してってね。」
そう言われて受付まで案内され、再びおじちゃんとご対面。
おじちゃん「おいで〜。ここ座りゃ!」
私「、、、私だけ落ちた(泣)」
おじちゃん「そんな悲しいこと言うなよ〜もう泣くな!次はいつ検定受ける?」
私「来週の土曜日、、、」
おじちゃん「じゃあその前に補修1時間受けような?いつにする?」
私「金曜日の午前中、、、」
おじちゃん「2時間目と3時間目どっちがええ?」
私「どっちでもいい、、、」
おじちゃん「じゃあ3時間目にしとくか!2時間目は二輪の指導員おらんでな〜」
私「明日、成人式の前撮りなのに泣いちゃった」
おじちゃん「明日か?!目、治るか?いや、治る治る!ちゃんと帰れるか?」
私「今日バスで帰るからあと1時間暇、、」
おじちゃん「あ〜そうか〜笑 百均でもいってなんか買ってこい!(近くに百均がある)」
私「なにも買うもの無いよ〜(ToT)」
いつもバスの時間を待つときは、場内を一望できる駐輪場にいました。
本当に一望できる場所なので、今までもよく黄昏てました。それに、教習をぼーっと見てるだけで50分ってあっという間なんですよね。
あの車には〇〇教官が乗ってるな〜とか、あのバイク乗ってる人、危なっかしいな〜とか。笑
この日はとても天気が良かったです。
気温は低く寒いものの、空は青く、雲ひとつない晴天でした。
こんなに清々しい天気なのに、なんで卒検落ちたんや、、、。
駐輪場でぼーっと場内を眺めます。
すると、駐輪場に向かって直進してくる四輪の中にK藤教官の姿がありました。
また、窓から顔を出して変顔をしてきます。
私は駐輪場からK藤教官に、「落ちたー!」と叫びました。
変顔真っ最中のK藤教官、変顔をしながら頷いてくれました。
せっかくエールを送ってくれたのに、落ちたなんて情けない報告。一気に申し訳なくなりました。
一体なにをやっているんだか、もっといい報告をするべきなのに。
その後、バスのおじさんにも会いました。
おじさん「今日検定だったのか?!」
私「そう、、急制動でコケた、、」
おじさん「なんでコケたんだよ〜
今日どうやって来たんだ?」
私「くるま」
おじさん「あー、バス乗ってこなかったから落ちたんだわー!今日乗ってきたらおじさんのバスだったのに!」
私「そうだったんですか?えー残念」
おじさん「帰りは乗ってくだろ?寒かったらバスの中で待ってていいぞ!」
もう1人のバスのおじさんにも会ったので、コケてしまったことを報告。おじさんズッコケてました。笑
外がだんだん寒くなってきたのでロビーでぼんやり待っていると、さっき喋ったバスのおじさんが「がんばれよ!」といってジュースをくれました。車校の自販機にあるいちごみるくです。
以前、第一段階のみきわめがなかなか通らず凹んでいた時にそのおじさんが「何かおごってやるよ」と言ってくださったので私は自販機でいちごみるくを選びました。
おじさん、どうやらそのことを覚えていたようです。
帰りのバスでは、本来コース通りに走らなければいけないところ「この時間は誰も乗らないから!」と言って家の近くまで送ってくださいました。
ここの車校の方たちは、本当に温かい人ばかりです。こんな出来の悪い生徒に、嫌な顔ひとつせずに見守ってくださるステキな場所です。
本来ならばこの日で卒業、この車校ともお別れでしたがこれはきっと何かのご縁。
またもう1週間、お世話になります。
気持ちを切り替えて、来週はお世話になった方々にいい報告が出来るように頑張ります。