もうあれから何年たつのだろう。





そう思っては、煙草の煙がオレンジ色の空に消えていく。






僕はいま、東京にいる。


「東京」を織り成す何百万人の中の一人。





ここに来れば何か変わると思ってた。


自分の気持ちも、僕自身も。






そして田舎から出てきて、四年。



あれから何か変わったのだろうか。


そう常に自答している。


でも、答えは出ない。






ただ距離と時間だけが、遠く、遠く、離れていく。






でも、今でも覚えている。






あの日、彼女と出会えたことを。







何かが変わった、その日からのことを。










初めまして。吉日です。



いつかしらどこかしら、心に残る人っていませんか?




僕は、います。




まだ完結しないドラマの行く末を、ここに綴っていきます。




以後、宜しくお願いします。