群馬県の防災ヘリが
地元 中之条町の山中に墜落
搭乗者 9名の方々が 殉職されました
以前、逆視道で
お釈迦様の教えを学んだとき
神様は人間というものを完璧に作られた
いつ死ぬかわからないということも含め
という話を聞きました。
どうせ死んでしまうのに、
人はなぜ生まれてくるのですか?
という問いに 光静先生は、
結論から言うと、
答えはないが、
"どうせ帰ってくるのに、なんで旅行に行くのですか?"
ということと 同じこと!
と、教えてくださいました。
「旅行に行っている時間」と
「私たちが命を与えられてこの世に来ている時間」は
同じ意味ということ。
今回の事故で
友が
同級生が
こちらでの旅行を終えて
ひと足先に帰りました。
現地集合、現地解散 の旅行。
私たちは昭和51年に
それぞれの場所から集合し
こちらでの旅行で
同じ時間を共有し
そして彼は
42年の旅行を終えて
先に 帰りました
旅行に来たら
いつかは 帰らなければならない…らしいです
頭では理解していたつもりのことも
ちっとも、理解していなかった自分に気がつきました
テレビのニュースから流れてくる事実を
事実と受け止められない
受け入れられない
信じられない
意味がわからない
そんな 1週間を過ごしました
今日、告別式で
眠っている友に会うことができ
「あぁ…彼は帰っていったんだ」と
受け止めなさいと
言われているようでした
認めたくなんてありませんが
受け入れたくなんてないですが
命って…
生きるって…
たくさん たくさん
考えた1週間でした
私たちも
いつかは旅行を終えて帰るときが来る
それまでの間は
この命 思いきり楽しんで生きる
与えられた命を
最後まで生きることに意味がある
届かなかった祈り…