『記憶を巡る旅』

この感覚どこかで感じたことがあるような気がする、思い出したい、、と脳みそをフル回転させていました。

お久しぶりです。

最近はかなりの寒さが私たちを襲ってきていますね。

お元気にしていますか？体調は大丈夫でしょうか。

最近の私は色々溜まったやらなければいけないことに追われておりました。いつもは寝る前に、今日あったことや感じたことなど、ここに書きたいことを思い出す時間があるのですが、時間に追われていたこともあり、すぐに眠りについてしまう日が多くありました。

やはり思ったことや感じたことは時間が経てば曖昧になってしまい、こうして今言葉として書き起こそうとしても、上手く文章になってくれないものですね。

前回の投稿から今日まで、様々なことを考え感じてきましたが、どれも上手にまとめられないのです。

かと言ってその都度思考や感覚をメモしておくというのは少し野暮な気がしてしまい実行に至っておりません。

なのでこの投稿は、『昨日あったこと』ただそれについてダラダラと文字を書き連ねているだけになっております。つまらない内容ではございますが、読みたいと感じてくださった方はぜひ最後までお付き合いいただけると幸いです。

昨日の夜、帰宅中に吹いた風による寒さと、タイミングよく青になった信号機、そして聴いていた音楽、その3つがリンクし、デジャブのように何かを感じました。

帰宅後、食事をしたり入浴したりしながら、あの感じどこかで＿＿と記憶を巡っていました。

その答えは、学生時代に住んでいた街でした。

あの頃はほぼ毎日アルバイトをしていて、退勤後は一緒に働いていた仲間と同じ電車に乗り帰宅していました。

私の最寄り駅が仲間の乗り換え駅でもあったため、みんなで夕飯を食べてから帰宅したり、休日はカラオケやボーリングに行ったのち朝まで遊んだり、、、

学生時代の記憶のほとんどはその街にあり、今でも色濃く思い出として私の心を支えてくれています。

さあ帰宅するぞという流れになると毎度、駅前の信号機が変わるタイミングに合わせて、仲間に見送られ帰路についていました。横断歩道を渡り切り、仲間が改札内に消えていく背中を見届けた後はイヤホンを着け、好きなバンドをシャッフル再生しながら帰宅していたことを思い出しました。

やるべきことがたくさんあると、目の前のことに必死になり視野が狭くなりがちです。

いわゆる”頑張っている状態”は私にとっては”頑張れている状態”でもあるため、こんな私でも頑張ることができるのだと嬉しく感じ、燃え尽きるまで努力し進み続けようとしてしまいます。ですがたいていの場合、そうした時は気付かないうちに心が疲れてしまっているのです。

そんな時はこの『記憶を巡る旅』が様々なことを思い出させてくれ、視野を広げてくれ、ほっと一息つくことを許してくれるように感じます。

今回このように気付くことができたのは、

①肌に残っていた寒さという感覚

②信号機が変わるタイミング

③学生時代と同じ音楽を聴いていた

この3つの条件があの頃とリンクしたためでした。

今を生きる中で、心を休ませてあげられる素敵な方法。せっかく気付けたのだから、ここに書き記しておこうと考え、今に至ります。

頑張るも休むも自分で操作しているようで、実際は無意識に無理をしていたりするものだ、と誰かが言っていました。その通りだと思います。

あなたがもし、自分は頑張れている、今は頑張り時だ、と感じているのならば、お風呂で温まっている間や寝る前に少しだけ『記憶を巡る旅』をしてみてください。

無理に思い出す必要はありません。

ただ何かひとつ思い出したら、それに連想されるものが浮かび上がってきます。それを少しの間だけ繰り返すのです。

ただそれだけの簡単なことです。

簡単なことに救われた自分に気付けました。

そして気付けたことを嬉しく思います。

私はそれを『記憶を巡る旅』と呼ぶことにします。

今回もまとまりの無い読みにくい文章となってしまったこと、お詫び申し上げます。

ただこうして昨日のことを文章にしているだけなのに、何故か少しだけ前向きに明日を迎えられるような気がするのです。こうして自分の文章を残しておけるこの場所と、読んでくださったあなたのおかげです。

長々と失礼いたしました。

もしもここまで読んでくださった方がいらっしゃるのであれば、あなたもどうか記憶を巡る旅で、柔らかく温かい時間を過ごすことができますように。