ご無沙汰でございます…
またしても1年ぶりですか😓
なんかもう季節はずれの七夕みたいな更新になってますが、どうしてもおススメしたい映画を観てしまったのでご紹介。
ネコちゃん好きにはきっとたまらない、かつ、とても精神的な映画です🐈
Flow (2024年 ラトビア・フランス・ベルギー)

大洪水に見舞われ人間がひとりもいなくなったらしい、廃墟のみが拡がる世界を1匹の猫が旅するお話です。
初めはひとりでいることに満足していた猫ですが、やがて水に追われるまま流されてきたボートに乗り込み、乗り合わせた動物たちとさまざまな困難を乗り越えるうちに、次第に助け合うことを学び、彼らと仲間になっていきます。
この映画の素晴らしいところは、まず猫をはじめとする動物たちの動きの自然さです。
低予算で作られたということもあり(なんとフリーの3DCGソフトで制作)、ちょっとチープなんじゃないかな、と正直あんまり期待していなかったのですが、なんの、これが!実に素晴らしい!
観始め10分ぐらいは、確かに毛並みや身体の線にやっぱりポリゴン感があるなぁ…なんて思っていたのですが、猫ちゃんの動きや表情があまりに猫なので(当たり前やけど)、あっという間にそんなこと忘れてしまいまじた😅
ものにスリーっとするしぐさも、水をイヤそうにピッと払う様子も、あと、顔いっぱい大口開けて鳴く子猫らしい表情も、なんかもう「あ゛ーーっ」と倒れそうになるぐらい猫でした!
さして猫好きではない私でさえこうなのだから、猫好きな皆さんがご覧になったら踊り出したくなるんじゃないでしょうか。
ほかの動物たちについても、実際の映像などで研究に研究を重ねて制作したということで、いずれもいわゆるアニメっぽい動きではなく、それでいてちょっとCGっぽさはあるもののAIのようなぬるっとしたリアルさではなく。
あらためてアニメーションの良さを実感しました。
あと、猫たちが旅する世界の情景や水の表現、さらに音響・音楽も、素晴らしくダイナミックで美しい。
映画は基本、”猫目線”で進んでいくので、猫とともに広大な世界を見上げ、旅するうちに、観客もどんどん作品の世界を「体験」していきます。
その臨場感、没入感たるや、ハンパない。
これがこの映画を”今”おススメしたい理由でして…
私は生来ものぐさなもんで、「もう配信でいいかな…」と、最近は映画を映画館に足を運ばないこともしばしば…いやしょっちゅう…いやほとんど…(こら💢)。
だから他人様にむかって「映画館に」などと言えた義理では決してないのですが…
ですが!
この『Flow』は、ぜひとも劇場での鑑賞をおススメしたい!!
この没入感は、臨場感は、こりゃ映画館でないと味わえない。
ていうか、それなら公開2週間以上経ってからおススメすなー💢💢
…すみません…m(_ _)m💦
もしかするともう上映回数減ってて難しいかもですが(遅いねん💢)、でもあの、もし観ようかなと思われるなら、タイミングが合えば、できれば…
きっと、すばらしい体験となると思います…
いやもうほんと、すみません…m(_ _)m
で、ええと
映画の話に戻ると、旅の始まりにはまだ少し子供だった猫は、旅を通じて成長し、大事な学びを得ます。
そして猫と一緒に旅をしてきた私たち観客も、これが実はあることへの理解に至る、非常に精神的な物語だったことに気づくのです。
これがその、書くとネタバレになってしまうのであまり書けないのですが、要は『受容』についてのお話なんですね。
観終わると、そのシンプルながら深いメッセージに感じ入ります。
猫の可愛さに目を奪われ、ダイナミックな世界の美しさに心を奪われ、彼らの旅路をハラハラしながら見守るうちに、あっという間に過ぎ去る85分。
そして残る深い気づき。
なんという豊かな映画体験でしょうか…!
(ちとテンション高いのはご容赦)
もし機会があれば。
ぜひ。
予告編です↓
あ、それから、こんだけ煽っといてなんなんですが、洪水の場面があるので、その点はご留意ください。
ちょっと無理かなと思われる場合は、大画面での鑑賞はおやめくださいね。
あと、こないだから早くも配信が始まって話題のあの作品を。
侍タイムスリッパー(2024年 日本)

幕末のお侍さんが現代にタイムスリップしてくるお話。
コメディではありますが、よくある「そこから大騒動が!」というようなドタバタ劇ではありません。
お侍さんは自分が何者であるかにこだわらず、しかし自分を自分たらしめている矜持は忘れず、ただ「今」を生きようとします。
周囲もそんな彼を自然に受け入れ、そこから彼に新たな人生の道が開けていきます。
とにかく悪い人がひとりも出てこない😊
時代劇の世界が舞台となっていますが、どこか80年代のハリウッド作品を思い起こさせる、ハートフルで明るい映画です。
単館上映からクチコミで広がり、ついに日本アカデミー賞最優秀作品賞まで獲ってしまった奇跡の快作。
Amazonプライムで見放題になっているので、またよければ。
予告編です↓
それからあの名作がなんとYouTubeで無料配信されているので、ついでにそちらもご紹介。
アンドリューNDR114(1999年 アメリカ)
近い未来の世界。
持ち主にその創造性を見出されたアンドロイドが、長い年月をかけて自分の中にある「自己」を探究するうち、いつしか愛を知っていきます。
まるで何も知らないまま生まれてきた魂が人間としての痛みや愛を知っていくさまを見ているようで、とても好きな作品です。
監督クリス・コロンバス✖主演ロビン・ウィリアムズの黄金コンビ(『ミセス・ダウト』など)。
ほかで配信もレンタルもされてるので今さらかもですが、ちょっと試しに観てみようかな、と思われたら、ぜひ。
いまYouTubeの「ソニー・ピクチャーズ チャンネル」がアツくてですね。
なんでも100周年記念、てことで、この『アンドリューNDR114』もそうなんですが、ソニー制作の過去作を100本、順次無料公開していくとのこと。
有難い…(´-`*)。oO
今日も今日とて、あの『セント・エルモス・ファイアー』(1985)が公開されててびっくりしました。
いやー懐かしい…なんせ40年前の作品。
デミ・ムーアもエミリオ・エステべスも、若い若い。
古い映画ではありますが、青春群像劇の佳作です。
これもほかでも配信されていますが、もしよければ、80年代の雰囲気を感じながらご覧になってみてください。
世の中いろいろあるのに呑気に映画の話しててええんかいなという気もしますが…
なんか、ただただ好きな映画を推すだけの話になってしまった…
もうすぐ4月。
年度の変わり目、きっとお忙しいことと思います。
映画は、もしお時間に余裕があれば、ということで。
寒暖目まぐるしく変化する日々、どうか体調など気をつけてお過ごしください。
ていうか、もう4月…
おかしいな…1~3月どこいった…タイムスリップか…?