ラストスパートで涙が滲んできた。
みんな、いいおカオ。
♪ラララ ララ ラララ~って一緒に口ずさみたくなる。
身体はとうに一緒に歌ってる。
心音のようなドラムから始まって優しくやさしく導かれてゆく。
ずっと流れている口笛が揺りかごのようで心地好い。
忘れていたなにかを思い出している。
きっと、肉体に来る前の魂の記憶。
きっと、肉体に宿る瞬間の魂の歓喜び。
すべての生命が境目なく愛しい、と。
すべての生命の輝きを優しく引き出してゆく。
千寿が寝てる。
PV流しても起きずに、スヤスヤと。
初めてこの歌を聴いたときは
千寿はまだお腹の中。
一緒にゆらゆら聴いていたら
南の海の波間に揺られているような安心感と温かさに包まれた。
青い青い眩しい空を見上げて、ゆーらゆーら。
ユキコさんの生命の波に揺られて。
ゆーらゆーら。
温かいあたたかいテンポ。
身の内にお日様が宿ったよう。
魂は月色に輝きだす。
なにも遠慮はいらないね。
なにも遠慮はいらないね。
身体の力が抜け
深い呼吸を誘われ
わたしは静かにひとりに溶けこめた。
ありがとうってユキコさんにお伝えしたい。
丁寧に丁寧にこの歌を産んでくださって
本当にありがとう。
温かいあたたかい。
すべての色彩が温かい。