ラストスパートで涙が滲んできた。

みんな、いいおカオ。



ラララ ララ ラララ~って一緒に口ずさみたくなる。



身体はとうに一緒に歌ってる。



心音のようなドラムから始まって優しくやさしく導かれてゆく。




ずっと流れている口笛が揺りかごのようで心地好い。




忘れていたなにかを思い出している。

きっと、肉体に来る前の魂の記憶。

きっと、肉体に宿る瞬間の魂の歓喜び。




すべての生命が境目なく愛しい、と。

すべての生命の輝きを優しく引き出してゆく。



千寿が寝てる。

PV流しても起きずに、スヤスヤと。



初めてこの歌を聴いたときは

千寿はまだお腹の中。




一緒にゆらゆら聴いていたら

南の海の波間に揺られているような安心感と温かさに包まれた。




青い青い眩しい空を見上げて、ゆーらゆーら。



ユキコさんの生命の波に揺られて。

ゆーらゆーら。




温かいあたたかいテンポ。




身の内にお日様が宿ったよう。

魂は月色に輝きだす。




なにも遠慮はいらないね。

なにも遠慮はいらないね。




身体の力が抜け

深い呼吸を誘われ

わたしは静かにひとりに溶けこめた。




ありがとうってユキコさんにお伝えしたい。

丁寧に丁寧にこの歌を産んでくださって

本当にありがとう。



温かいあたたかい。

すべての色彩が温かい。