記憶術の歴史的考察 | 記憶力を改善して成績をアップする方法@記憶力UPのレポート無料で差し上げます

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記憶術は今では耳慣れた言葉ですが、これを歴史の流れで見るととても興味深いことが分かります。先ず、わが日本において記憶術の優れた人としては稗田阿礼(ひえだのあれ)があがられます。この人は古事記を丸暗記していたという話が伝わっています。ただどのような方法を使ったのかはよく分かっていません。

また、インドのヨーガの行者はあらゆる書物や知識をインプット出来るそうです。これは秘伝として古代から伝わっているそうですが、このヨーガの行者は厳しい修行を通して習得したのだろうということは容易に想像できます。しかしながらヨーガの行者は記憶術を習得するために厳しい修行をしていたのではもちろんありません。行者の目的は神との合一や神との対話を最終的な目的としており、記憶術の習得はその副産物のようです。なにしろヨーガの行者になるには並大抵の覚悟では出来ませんからね。家や家族を捨て、山にこもって何年も修行をするわけですから。


西洋に目を通すと記憶術の最古の例はギリシャで見ることができます。記憶術の元祖と言えばケオス島の抒情詩人シモニデスでしょう。このシモニデスがある日、宴会で演説が終わった後に、席を外しました。外で二人の男が待っているという伝言があったからです。外に出た直後、突然大きな地震に見舞われて、建物が崩壊して、宴会の出席者が一人残らず死んでしまったということです。瓦礫の下から見つかった遺体は無残なもので、損傷が激しく、遺族でも見分けがつかないほどだったといいます。


しかしシモニデスは、出席者全員の席順を正確に覚えていたのです。ギリシャ人はこれを聞いて驚愕したそうです。この方法は周りの調度品と出席者一人ひとりを結び付けて覚えていたようで、今では記憶術でよく使われる方法です。


現在記憶術はいろいろありますが、どうやらこのシモニデスの方法が原型のような気がしますね。


記憶術は中々奥深いです。


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