良いところも悪いところも、ぜんぶ良いところ | 適応障害の娘

適応障害の娘

中2の娘はエニアグラムタイプ5研究家。ASDっぽいケドなんか違う。母が思うに多分ギフテッド。
中1夏休み明けに適応障害に。精神科受診、私立中学退学、公立中学への編入、フリースクールの日常など。

特性強めの娘。


良いところも悪いところも

いっぱいありますけど、

結局、

そのモノサシは

環境や見る人の主観の問題であって

見方をちょっと変えれば

ぜんぶ良いところだと

最近、思ったんですよ。


フルコースで受験勉強をして

中学受験を経て

私立の女子校に入ったけれども、

そもそも

競争競争の受験勉強や

同調圧力、規則、宿題だらけの

女子校の環境が

娘には合っていなかった。


プログラミングが大好きなのに

こういった状況下で

彼女の良いところが

ぜんぶ隠れてしまった。


そして本人的にも

限界が来たのが

中1の夏休み前だった。


○中等に入り

MacBookを手にしたら

プログラミングをバリバリやり始め、

自由な時間も沢山あって

じつにイキイキとして

自己肯定感も爆上がり。


考えてみると

プログラミングにしたって

例えば

『情報』のテストがあって

成績がつきました!なんて事は全く無く

競争なんて概念は○中等には無いんですよ。

でもこれだけ没頭して

遊び感覚で

どんどん新しい作品を作っていく。

リアルや○予備校の質問ページの中で

困っている生徒さんがいたら

積極的にヘルプしに行く。

相手のお困り事が解決して感謝されると

本人も嬉しくなる。


競争は好きじゃない。

同調圧力なんて大嫌い。

でも

得意分野で周囲を助けるのは大好き。


良いところも悪いところも

結局、ぜんぶ良いところ。


どのお子さんも

大人もそうだと思うんですよ。


心を閉ざしたり我慢している

その奥に

じつはその人の一番良いところが

隠れているような気がするのです。

ある局面では欠点だと思っていたことが

別の局面ではプラスに作用した、みたいな。


今、不登校児が

めちゃくちゃ多いじゃないですか。


児童精神科の予約も

数ヶ月先ですし。


ついでに言うと

教員の方々、

休職される方がとっても多いとか。


大人も子どもも

それぞれの良さが

めちゃくちゃ多様にあるのに

画一的に押し込んで

成績つけるとか評価するとか

もうシステムそのものが

無理な時代に

来ているのかもしれないな、

と思いました。