一年前の精神科の受診を娘と振り返る | 適応障害の娘

適応障害の娘

中2の娘はエニアグラムタイプ5研究家。ASDっぽいケドなんか違う。母が思うに多分ギフテッド。
中1夏休み明けに適応障害に。精神科受診、私立中学退学、公立中学への編入、フリースクールの日常など。

フリースクールの○中等に通う

中2の娘。


昨年の夏休み明けに

精神科を受診して

『適応障害 3カ月の療養』

の診断が下ってから

1年2ヶ月が経ちました。


最近、ふと娘が

その時の話を始めました。


精神科で

おじいちゃん先生に

『3カ月お休み』

と言われた瞬間、

娘は

『よっしゃー!!

3カ月休める!!

学校に行かなくて済む!!』と

とにかく

めちゃくちゃ嬉しくなり、

先生が神に見えたそうです。


本当に嬉しかったので

『今でもその瞬間の事を

鮮明に覚えている』と。


(確かに娘は

その瞬間、

丸イスに座りながら

足をバタバタさせて

全身で喜んでました。)


私は

『え、3カ月も休んだら

学校の勉強、

もう追いつけないじゃん。

夏休みもロクに宿題やらなかったのに…』

と勉強の遅れに対する心配が

まず頭によぎりました。


だから

『え?3カ月ですか?』

と聞き返しました。

自分の予想では

せいぜい2週間ぐらいの療養かな、

と思っていたからです。


でも

おじいちゃん先生に

力強く

『あぁ、これは

やっぱりね、

3カ月ぐらいはかかりますね!!

お母さんね、

12〜13歳ぐらいの

この時期は

脳の神経細胞の

最後の細かい部分が出来上がる

大事な時期なのでね、

無理させるとキズがついて

後々困るのでね、

無理させないでくださいね!!』

と言われて

もう

ぐうの音も出なくなりました。


しかも先生に

『この間に転校するも良し!!』

とニコニコ言われた時に

娘の顔がパッと明るくなりました。


私は

『あ、そうか、

そういう選択肢もあるのか…』

と思いました。


今振り返ると

ほんの数分の診察で

患者(娘)に

生きる希望とエネルギーを与えた

おじいちゃん先生は

やはりスゴい先生です。


この診療は

私たち親子にとって

大きなターニングポイント

になりました。


そして

その日のうちに

スマホで

『中学生 不登校』

など検索していたら

○高が出てきました。


○高、娘にピッタリやん!

系列に中等部もあるやん!

しかも通える範囲にキャンパスあるやん!

という事で…

今に至ります。


ずいぶんと方向転換しましたが、

私の中では

精神科医の診断や意見が

非常に重かったです。