箱たぬきの小部屋

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箱たぬきカウンセリングルーム:こころのことや身体のこと、学びやレポート

 

西田幾多郎の哲学が問いかける「命の根源」

 

2016年、日本中を震撼させた「津久井やまゆり園」での事件。

 

 

あの事件が、今さらながら刺さってきますハッ

 

 

当時もそれなりに衝撃を受けたはずなのに、どこかで一人の異常な若者がやらかした事件として処理してしまっていた部分があったと、最近になって気づかされています。

 

 

 

奥田知志氏がインタビューの中で語った、「彼は分断線の上を綱渡りのように歩いてきた若者なんじゃないでしょうか」という言葉が、ずっと頭に引っかかっています。

 

 

そして、奥田知志氏が語った「日本生まれのナチズム」という言葉です。

 

 

犯人は誰かに教わったわけではなく、2016年の日本という空気の中で、自律的に「役に立たない命は抹殺すべきだ」という優生思想に辿り着いてしまいました

 

 

これは、犯人一人の狂気ではなく、戦後日本が積み上げてきた自己責任論や、生産性による人間評価という価値観が、最悪の形で噴き出した結果ではないのでしょうか…。

 

 

 

動画では、奥田氏の鋭い洞察を引用しながら、私たちが無意識に引いている「生きる意味のある命」と「ない命」の境界線を問うていきます。

 

この深刻な分断を乗り越えるための手がかりとして、動画が提示するのが日本を代表する哲学者・西田幾多郎の思想です。

 

 

役に立つかどうかという物差しは、常に評価する主観と評価される客観という二元論に基づいていますあんぐり

 

 

それに対し、西田が提唱した「純粋経験」や「場所」といった概念は、評価というフィルターを通す前の、もっと根源的な、ただともにあるという地平立ち上がるを開いてくれていました。

 

 

「呼吸をする命に、他人の評価は必要ない」照れ 

 

 

「存在することに、理由はなくていい」にっこり

 

 

哲学的な思索を通じて語られるこれらの言葉は、タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)といった効率主義に疲弊した現代人の心を、力強く揺さぶってくれるものです。

 

 

SNSでの承認欲求や、弱者への不寛容。

 

 

誰もが「役に立たない側」へ転落することへの恐怖を抱え、分断線の上を綱渡りするように生きているような時代。

 

 

この動画は、単なる事件の解説ではありません。

 

 

私たち自身の中にある植松的な価値観と対話し、それでもなお、生きる意味のない命などないと断言するための、哲学的な、そして実践的な試みです

 

 

重いテーマではありますが、ぜひこの問いを共に考えてみてください。真顔飛び出すハート

【動画本編はこちらからご覧いただけます】 

 

 

 

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