スイッチ2が手に入らないからという嘘みたいな理由でトライアスロンを始めたのは今年5月の話。準備期間は3ヶ月しかなかった。センスもスキルもゼロからのスタートだった。

それを聞いてある者は大いに笑い飛ばし、ある者は真面目に心配してくれた。それでもやってみたかったのだからしょうがない。どこかで見たけど、今後の人生で今が1番若いのだと。

頭も体も刻一刻と老化していく。タイミングや空気を読んでいてはやってみたい気持ちの賞味期限が切れちゃうからと無理を承知でやってみた。

結果を先に言うと、3ヶ月鍛えて道具を揃えたら完走できそうだったのに、本番前日の練習でケガをして不参加になった。

バイクの具合を乗って確認してたら、小さな段差で転倒してたまたま転んだ場所に鋭利な砂利があって膝を縫うケガをしたのが自分らしい結末。

誰にも言ってない参加理由もあって、トライアスロンを完走できたら自分に自信が持てないだろうか、と思ったのもあった。

練習始めたての頃はスイムは25mで息切れ、バイクはケツが割れそうで、ランは5kmで足がパンパンで、要は後悔と絶望の大渋滞が起きていた。

それでも3ヶ月みっちり鍛えたらウェットスーツを着れば1.5kmの泳ぎも楽勝、バイクもランもどんだけでも走れるようになった。

体が鍛えられたことで自信に繋がったかといえばそうでもなくて、私は拗らせチー牛のネガティブ陰キャでオマケにハードラックとダンスってしまって。

トライアスロンを完走出来る肉体を得たところで、その人の持つ魅力や価値に何か変化があるのか。興味のない人からすれば、当たり障りのない感嘆詞の相槌を引き出せても、無駄な時間と労力を消費してるくらいにしか思われないだろう。ただの自己満足だ。最近のやり込み要素満載のゲームを極めてトロコンするのと何が違うだろうか。

大会前日の小さな不注意から起きたケガは、3ヶ月の必死なトレーニングを一瞬で台無しにした。不完全燃焼のくせに燃え尽きた感もある不思議体験。

トライアスロンのゲーマー的な攻略法を書くと、完走だけならゼロからでも3ヶ月のトレーニング期間(多分100時間くらい)で足りて、身体的なハードルは思ってるより高くない。むしろ金銭面がキツいかも。

装備を整えて諸々の登録で最低30万。こだわり装備や大会前後の交通費や宿泊費用、スクール費用も入れると100万オーバーもしかねない。

アイアンマンとは一体、うごごごご

相変わらずしまらない結末をまとまらない文章で綴ったが、トライアスロンはやって良かった。ありきたりな感想を書くと、こんな自分の体も鍛えればこれほどまでに動かし続けられるのかと感動した。ただのランナーズハイだったかもしれない。

これからも頑張っていきたいと思う気持ちもあったが、30万と3ヶ月あれば他のゲームやら贅沢が出来たのではと考えがよぎるあたり、大会前日に足切りされたのも必然だろうし、ナントカは身を滅ぼすを痛感した夏でした。ナントカは何だったっけ?

そして脳内嫁が囁く。お前の文は何を言いたいのかさっぱりわからん。

それには同意だ。

次は嫁の話をしよう。