ボーナスのシーズンです。

 

私は氷河期世代で、

社会に出たときは、正社員ではなく契約社員からのスタートとなり、

もともとボーナスというものにあまりこだわりもなかったのですが、

初ボーナスは額面でたしか3万円くらいでした。

当時は、時給制で働いていたため、暦で祝日が多ければその分

給料が減るという状況で、

仕事自体は楽しく充実していたものの、

暦を見ては、同僚と一喜一憂していました。

契約社員という身分であることもあり、

ボーナスとはご縁がない、と思っていたので、

そこに、予期せず支給された3万円は額面以上に嬉しかった記憶があります。

 

それからいろいろあり、無職も経験して、

ボーナスも以前より増えましたが、

近年学んだのは、

夏、冬の賞与がそれぞれ額面で100万を超えても、

 

計算間違ってないかな?

 

っていうくらい社会保険料と税金が控除され、

実際に支給される額は額面と大きく乖離するということです。

 

小学生から中学生くらいの頃、

友人が、「うちのお父さん、ボーナス100万円なんだってー!」と言っていて、

「えー!すごいね!!」

と驚き、100万はものすごい大金と思っていましたし、

札束をイメージして、100万円ももらえるってお金持ちなんだろうな、と思っていたものですが、

時代が違うとはいえ、今ならわかります、

額面100万〜だと手取りはその4分の3以下だと…

(そして100万円は想像より大した厚さにならないことを、

学費を支払うときに身をもって確認済みです。

あれ?

映画なんかで見る帯封されている札束ってこんなに薄かったかな…?

みたいな)


同じくらいの支給額の方はみなさんご存知でしょうけども、 

金額のインパクトほど実際は多くないです。

支給明細で、支給額の額面を見て、わー、ボーナス!おつかれさまわたし!ってなるのも束の間、

隣の欄の控除額を見て目が飛び出て、

口座振込額は三度見くらいします。

で、口座の入金履歴を見て、

 

えっ…?

 

としばらく時が止まります。

ほんと毎回これ。

あれ?30%〜くらい減ってない?

4分の3も残りません。

 

とはいえ、

初ボーナス3万円の頃から考えると信じられない成長で、

大学時代のサークルの先輩たちに、

成り上がり、とからかわれていますが、確かにそうかもしれません。

 

上を見ればきりがないですが、

氷河期世代、大学中退、なにより難聴というハンデがある身としては

非常に恵まれていると思っています。

 

ボーナスのつかいみち。

二年連続で、旅行に行くこともできなかったので、

まとまった出費もなく、

帰省した際に両親にお年玉がわりに現金を渡そうと考えている以外、

特に予定もないので、

ほぼ全額、貯蓄&運用となります。

何冊かほしいテキスト、本があるのと、

ペンをストックしておこうかなとか、

付箋、インデックスをいくつか買おうかな、というくらいです。

多分総額で1万いかないと思います。

 

初心を忘れず、今ある安定を当たり前と思わず、といったところでしょうか。

明日転落しない保証は、どんな職においても、基本的に、ないと思っています。

でもって、一度転落すると這い上がるのが大変です。

先立つものがないと心許ないですし、

とりあえず当座のお金があればしのげることも多いのではないかと。

収入減、失職時にも支えになりますし、

何かをする時に選択肢を持ちやすくなり、

日々お金(資金繰りや返済)のことを考えずに済むようになるので、

やはり、蓄財大事です。

 

ボーナスは別として、

毎月、

手取り収入の5%くらいを目安に教育費(自己啓発)につかうのがベターかなと思っています。

概算ですが、

 

手取り10万→5,000円

手取り20万→10,000円

手取り30万→15,000円

手取り40万→20,000円

手取り50万→25,000円

手取り60万→30,000円

手取り70万→35,000円

 

手取りの額が増える毎に自ずと自己啓発にかける費用も増えていくと思うので

(正確には逆で、卵が先か鶏が先か、ではないですが自己啓発の費用が高いと、

収入も比例して増えていくのではないかと思っています)

ある程度余裕が出てきた場合は5%〜10%あたりが妥当なのかなと思います。

(私は月によってばらつきがありますが、大体5〜6、7%で推移しています)

 

それでは。