京都人として生まれて育って
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小学校のクラス会

ばたばたとして、ちょっとブログに書くのが途絶えてしまいました。その間に、何十年ぶりかで私たちが卒業した待鳳小学校のクラス会を行いました。もちろん、担任の先生もこられました。そのクラスは5,6年と同じクラスでとても楽しかったのです。というのは、担任の先生は体操の選手で、アジア大会に出たりして、オリンピックにももう少しで出られるところでした。お陰でふつうの教科の授業はほとんどなく、天気の良い日はグラウンドで鉄棒や球技その他をやり、雨の日はフォークダンスかマットと跳び箱という具合で、毎日体育の授業ばかりで、学校の中を飛び回っていました。

「モルガンお雪」さん

私が小学生で、京都市立待鳳小学校に通学していたころ、大徳寺の東側に、アメリカのモルガン財閥に嫁がれて、その後京都の大徳寺に帰って来られて悠々自適の暮らしをされていた、「モルガンお雪」さんによくお会いしました。そのころ、もうかなりのおばあさんでしたが、粋な感じの女性だったことを覚えています。私が小学生の高学年のころ、亡くなられたと記憶しています。

今宮幼稚園のころ

私は今宮神社の中にある今宮幼稚園に通っていました。幼稚園の中には京都の市電で廃車になった電車が教室代わりに使われていました。今宮神社のそばには「あぶり餅」の元祖と本家の2軒の店が向かいどうしに並んでおり、よく時代劇のロケ現場に使われています。あるときはNTTドコモのコマーシャルに使用されたこともあります。「あぶり餅」自体は何ということもないお餅の焼いたものに甘いミソ味を付けたものでですが、一度は食べてみられるといいかと思います。

京都と私について(3)

京都で暮らすことは、例えば若いときにはいろいろな束縛があってそれが苦痛になりましたが、今の世の中、その束縛が取り外された結果、訳の分からない犯罪がが頻発して、みんなが生きにくい世の中になっていると思います。京都で生まれて育ったときには生きにくいと思ったものですが、今となってはそのときの束縛が、後の私の人生にとって人間関係においてプラスであったと思っています。

京都と私について(2)

たまたま私は京都の大徳寺というところに生まれて育ったのですが、私にとっては非常に私自身の人生に影響を受けたと思っています。というのは、まず周囲の環境がお寺ばかりであること、千利休を中心とした茶家の大きな行事がすべて行われること、織田信長をはじめとした戦国時代に活躍した武将のお墓が多いこと、また、私の小学校の同級生の女性で表千家の家元の姻戚に当たる女性の友人がいることなど、忘れられない思い出がいっぱいあります。また、近くに今宮神社という神社があって、そこには「あぶり餅」というお餅を売っているお店が2軒あって、そのお店の辺りがよく時代劇のロケ現場に使われたり、あるときはNTTドコモのコマーシャルに使われたこともあります。

京都と私について

私の両親は京都生まれではありませんが、私は京都に生まれ、一体、人間とはどのようにして生まれて生きていくものかと、何となく考えながら生きてきました。たまたま、私は大徳寺という臨済宗の一派で茶道に関わりの深い場所で生まれ育ちました。実家の周辺は今でも地道でアスファルトになっていなくて、私が生まれたときと、まったく変化していないということは、私にとって救いというか、世の中、変わらないことが大事なものがあるのではないかと思います。大徳寺は、観光客も比較的少なく、車も一般車は通行止めになっており、ゆっくり散策できる場所だと思います。数年前、NHKの大河ドラマ「まつと利家」が放映されていたときは、まつの墓がある「芳春院」を訪れる人がたくさんあり、ちょっと困りました。

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大徳寺は千利休にちなんだところで、裏千家、表千家、武者小路千家の主だった行事が行われるところです。
私が一番好んでいる高桐院というお寺は紅葉と苔で有名で、熊本、細川藩の菩提寺で、細川ガラシャ夫人のお墓があり、当代の元細川首相は、お忍びで先祖の墓参りに来られるそうです。
また、大徳寺の中に、私が卒業した紫野高等学校の後輩に、最近、「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した綿矢りささんもいます。
また、何かお話ができることがあればよろしくお願いします。

はじめまして

私は、小説家になりたくて高校時代から小説、詩、哲学などあらゆる分野の書物を約3,000冊ほど読みました。私が特に影響を受けた小説家、詩人は夏目漱石、山川方夫、寺山修司、中原中也、西脇順三郎、アルベール・カミュ、フランソワーズ・サガン、アンドレ・ジイド、レイモン・ラディゲ、トーマス・マンなど数えあげられないほどです。また、私はビートルズの大ファンで、「Let it be.」が一番好きな曲です。趣味はいろいろありますが、競馬はその中の一つで、テンポイントという馬が私の生涯、忘れられない馬です。私はよく神社などでお祈りするのは、「Let it be. 則天去私。均衡と中庸の精神。心の平和。感謝」という言葉です。いつも前を向いて生きたいものです。