2018年8月
父の食欲があまりなく、お盆に入ってしまう前にかかりつけの病院に行くことにしました。今年の夏は猛暑だし、父も高齢だし、初めは熱中症にかかってしまったんだとばかり思っていました。
病院に行き、点滴をし、胃の辺りが痛いということで腹部エコーを受けました。父と一緒に先生から「肝臓に何かあるね」と説明を受け、その後、父は待合室に…。私は残って先生にエコーの画像を見せられながら、「肝臓にいくつか黒く見えるものがあって…たぶん悪性のものだと思う。このまま市立病院に紹介状を書くから検査に行ってほしい。」と。
突然のことで一瞬頭の中が真っ白になりましたが、父の前ではそれを悟られないように冷静でいなくては、と涙を隠して冷静を装いました。
父には、お盆に入ってしまうと病院もお休みだからその前にちゃんと検査した方が良いから、と笑顔で伝えました。実際は、私の手は震え、涙をこらえ、急な出来事を受け止められない気持ちでいっぱいでした。そうして父をごまかし、市立病院へ向かいました…