その薄い唇から
僕の名前がこぼれる
蜂蜜のように甘い声。

この星の上で
今日という日を
君と歩いているのは
奇跡だ。

肩の無骨さも
茶色い瞳も
整った短い髪も
いつでも君は
僕を誘っている。

花の蜜に吸い寄せられた
ミツバチみたいな僕。
花びらに抱かれ
僕は蜜に溶け合っていく。

その薄い唇は 
花びらだったのだ。
たくさんの奇跡の中で
僕と花びらは
ほんのひとつ。

恋とも
愛とも違う。
ただひたすらに甘い
この奇跡の中で
僕らは唇を重ねる。

今を永遠にとどめたくて。