こんにちは
tomoです。

今日はしんみりモードで
お届け…ごめんね。


ビックリマンチョコ
私の時代…1コ¥30
最も流行った世代です。
品切れ続出!!
お一人様○個限り、
ゴミ箱から何度救出したいと思ったコトか!!
シールだけGetし
ウェハースチョコを捨ててしまう人が居たり、
キラキラのシールは子ども心を大いにくすぐる。


今は、30円では買えず…
いろんなコラボで出ていますね♪

そんな中…私は近所のオトコの子より
遥かに沢山集めていた。…いわゆる
「大人買い」

父の実家は商店街の商人。
お盆と正月、秋の祭に
毎年帰り…お店は
フルーツのイイ香りが染み付いていて、
食べ物を何でも売っているお店。
いつも人が集まっていた。
昔は、醤油を作っていたらしく店の奥には
蔵らしきモノも残っていた…

私がビックリマンチョコを集めていると知ると。
そこのおじさん(父のお兄さん)は
仕入れて、店頭に出さず取っておいてくれる。
…しかも毎回二箱!!
年の離れた末っ子の私は、
小学生になると、大きくなった姉も兄も家で留守番。
ついて来ないので…
お菓子もおじさんも独り占め♪

子どもからすると、その二箱は
とてつもない夢が詰まっていて…
おじさんの優しさも詰まっていた。

一般の人は入れない市場や
お菓子の問屋にも連れていってくれて
小学生の頃、市場の絵も書いた記憶がある。
使えもしない極太のそろばんを弾き、
店番したり。
自販機の仕組みを知った時は、
目をキラキラさせてお手伝いをしていた。
ファンタグレープに1本だけ
ファンタオレンジを入れてみたこともあった
(よいこはマネしないでね)。
夏には、いとこも一緒に潮干狩りに行ったり。
秋のお祭りは…学校がお休みになっちゃう程の
大イベント!!
商店街をひとりで歩いていても必ず誰かが
「○ちゃん(父)の末っ子かい?」と
声をかけてくれる。
ホント…そこに行くと、

ただいま~♪

っていう感覚なのだ。

結婚してからは、顔もほとんど出せずにいたけれど、
ホントに可愛がってもらっていたんだよ。

そんな…おじさんに
もう会えなくなってしまった。
もっと会いに行きたかったな…
末っ子だった父の想いが
いろんなコトと重なる。
ありがとうが止まらない(泪)

夜から雨が降っていた…
父の「あにきっっっ」
の叫び声が心をしめつける。
沢山の方がお別れにかけつけてくれて、
ホント沢山の人に愛されたおじさん。

旅立ちの時には…
空がニッコリ晴れていた。