検察修習が終了した。
裁判修習や弁護修習とは異なり、班員全員が大部屋に集まって修習する。
この方式が、コミュ症ついたてにとっては苦痛、大げさに言えば地獄であった。
一般的に、おじさんは孤立しがちである。
そうであるならば、おじさんが若い修習生の中で浮いているのは自然で微笑ましい光景とも言えるのでは、と勝手に自己弁護していた。
そんな中、集合修習がオンラインとなったのは、ついたてにとっては朗報だった。
和光での寮生活となれば、さらなる苦行が避けられないからである。
とりあえず、今日はこの開放感に浸っていたい。