「疲れてるのに、休めないんです！」
会社が、仕事が、ではなく、
家で、ゆっくりしているのに、
身体が休めない、休まらないとしたら。
ゆっくりしようとして、できないとしたら。
身体が、これまで、どうリラックスしてきたかを、思い出せないなら。
「足（ふともも）がこわばっていて、力を抜けない」
「肩に力が入っていて、仰向けに寝ても、だらんとできない」
「顎がガチガチで、口を大きく開けようとしたら外れそうになった」
「寝ころんでみても、寝返りを打つばかりで、寝付けない」
「これまでどうやって寝ていたか、思い出せない」
「ぬるめのお風呂にゆっくり浸かっても、緩む感じがしない」
色んな表現、様々な現れ方がありますが、
「疲れが取れない！」
「休めない！」
「休んでも休まった気がしない！」
ああ、そうだ。
「交感神経が上がってる（興奮している）」とか
「筋肉がピクピクする」とか、
「皮膚がピリピリする」と表現した人もいます。
こういう状態になっている人が
大勢、います。
自営業者の人とか、多いですね。
「自分のペースで働けるはずなのに、なんで？」
って。
これは、身体が休んでいても、
脳が興奮してしまっているから。
ヨガとか瞑想？
それで治るなら全然OK。
催眠術？
効かない人もいます。
筋弛緩剤？
リスクが大きすぎます。
鍼灸に来てみたほうがいいかもよ？
頭がクリアになって、
目もくわっ！と大きく開いて、
肩こりもすっきりして、
しかも免疫力が上がる！
という、おいしすぎる話。
それが鍼灸治療です。
私も自営業者（個人事業主）ですが、
自分のペースで働けるはずなのに、
つい、休みの日でも、仕事モードを続けてしまって、
身体が休まらないということがあります。
好きな仕事だけに、仕事が楽しいんです。
楽しいうちはいいけれど、
休みの日に、「そろそろ疲れたから休みたい！」
と思っても、身体が（気も）休まらない！
休み方が分からない！
あなたも、そうなっていませんか？
原因は、脳の緊張。
脳が、緊張することを学習してしまったのです。
パブロフの犬の話があるでしょう？
ベルを鳴らせば、餌がもらえるようしつけた犬は、
餌をもらえなくても、ベルが鳴るだけで、
よだれを垂らすようになる…こういうのを「学習」と強います。
緊張の場合、
寝ようとして、瞼がするするしまっていこうとするたびに、
ばちん！と電流が流れて、人を起こすイタズラ。
これを、長い間、されてるようなもの。
イタズラなら可愛げもありますが、
休んでいい状態のときに、
休みたくても休めなくなるというのは、
自分で自分をいじめてしまったようなもの。
仕事を」しなくちゃ、もっと頑張らなくちゃと、
自分をせかし続けた結果、
脳は緊張を学習してしまった、というわけです。
では、
どうやったら脳の興奮を、
オフにできるんでしょうか？
寝ても休めないのに、オフにする方法があるんでしょうか？
あります。
鍼灸治療です。
鍼灸は、筋肉のコリを取り除くことと、
血行改善のスペシャリスト。
まず脳の緊張では、脳に血液集まりすぎ。
神経に電機流れすぎ。
脳がヒートしてスパークして、ぱちぱちに
火花が散ってるような、そんな状態。
それを、鍼が、しずめてくれます。
血行の”正常化”です。
脳をしずめながら、
同時に、力が入りすぎている
体の部位も治療した方がいいことも多いです。
コリでガチガチになっていますから。
その間、あなたは、ベッドで目を閉じて、
仰向けに寝転んでいるだけです。
その間、じんわり、自然に涙が出てくることがあります。
それは、痛いからではありません。
（痛くないとは言いませんが）
脳にこびりついていた、
ココロを追い立てる言葉、
「私が頑張らなきゃ」
「もっとできるはず」
そんな言葉が、涙とともに
洗い流されて、
治療が終わったころには、
「家に帰ったら、久しぶりにぐっすり眠れそうです…」
そんな言葉を残して、
あなたは帰っていきます。
午後の、ミーティングの予定をキャンセルして。
あなたは、鍼灸を、ツボにちょこちょこっと
鍼刺すだけの、なんちゃって治療だと思ってたかもしれません。
それは誤解です。
鍼灸師は、「血行改善」と「筋肉のコリを取り除く」スペシャリストです。
脳をリラックスさせる治療を通じて、
鍼灸のすごさを、感じてみてください。