今日は父の日 我が父の思い出!!
私の父 山崎百蔵は 私が満5歳の1月3日 亡くなりました。
高血圧で在りながら 1月1日 叔父の家に新年の挨拶に行き
お酒を相伴し 帰宅後 倒れました
そして 意識不明のまま 1月3日 亡くなりました。
母は 倒れた父の様子でただならぬものを感じ
ホームドクター的な 石川村の むち先生に来て貰いました。
今で言うくも膜下出血 当時は脳溢血
私は父との縁の薄い子どもだったと思います
すぐ上の姉 そしてその上の姉が
とても可愛く(日本人形のよう…)(西洋人形のよう…)と
周囲からほめられ 愛しまれ
何処に行くにも連れて行くのは
この姉のどちらかだったようです
きっと二人の姉は 自慢の子どもだったのでしょう
私は ちっとも可愛くなく 幼いときから
自己肯定感のもてない育ち方をしたのだと思います。
父との思い出もほとんどなく
素晴らしい 頼もしい 信頼できる父親像は
私の内面に しっかり根付くこともなく
大人になりました
母や 姉兄達の話から 私のその後の成長過程で
とても素晴らしい父親だったと知りました
家族親戚地域の方々にとても愛され頼られていて
なくなった時は
そんな方々の号泣の場面が脳裏にしっかり刻まれたのでしょうが
幼かったこともあってか
悲しい感情も乏しくわけも分からず
姉達の狂ったように泣き叫ぶ場面が
映画の1場面のように心象風景にあります。
これも私は見ていなく母からの話で
家の周りを何度も狂ったように泣き叫びながら彷徨うようにしていたと
聞きました。
父からの愛情は 私にはあまり感じられずに 私は
近づくことも 甘えることも 消極的だったことでしょう。
悲しみもあまり 感じれず
わが子には 母の愛 父の愛は しっかり感じてもらえるように
育てたいと思いました。
世の中 昔も今も
マスコミに登場する情けない親もわずかにはいるのかもしれませんが
ほとんどの親は 不十分なところもあるかもしれませんが
しっかりと子育てしたと また していると思います
そんな事を考えながら 5歳でなくした父を
今日は思い出し (お父さん ありがとう)と手を合わせたいと思います。