信号が青になった。

横断歩道の向こう側から

杖を付いた半身麻痺の残る

高齢の方が一生懸命に歩いて来た。

 

嗚呼、でもそのスピードだと

赤になる前に渡りきらないな…

その方とすれ違うタイミングで

一緒に歩いて戻ろう!

一回余分に信号待ちしたと思えばいい。

 

あと数歩で、すれ違うぞ!

というタイミングで、その高齢者の後ろから

急ぎ足で歩いて来た中年の男性は

信号待ちで止まっている車側に回り

その杖の邪魔にならないように

そっと歩調を合わせた。

 

そして、信号が赤に変わっても

半身不随の方の歩調に合わせ

危険にさらさないようにされていた。

 

戸惑いもなく当然のように

スマートなサポートの姿は

なんて素敵な振る舞いなんだろう!

感動的な映画のような一コマだった。

 

スマホで脇見運転や

スマホ歩きで人とぶつかり

トラブルになる昨今に

他人への思いやりあふれる姿に遭遇した

心温まる夕暮れ…。

今日から新年度!

 

2022年度は

「他人へのさりげない配慮」

を目標とする。

 

何かと締切があるもので…

そして、年度末には何やら特別なものがある?らしい。

 

数日前から私のスマートフォンの調子が悪い。

店舗へ相談に行くと案の定末期状態だと言われる。

確かに、買い換えしないかと執拗にダイレクトメールが来ていた。

店員の常套文句だと承知之助。

しかし、幾度か突然携帯が動かなくなる体験済みの私。

このザワザワ感を胸に抱いたまま年度末と年度初めを乗り切る自信がない。

 

結局、新規で1台契約した。

その際に、15000円分値引きするというのだ。

懐に優しく有り難いことなのだが、一度割引分の商品券を頂く。

それを袋ごとレジに持って行き、会計時にお渡しするのだ。

その手順めんどくさくね?って若者なら言うだろう。

(私的には、この手間時間返してくれ状態)

 

オ・ト・ナのワ・タ・シ

嗚呼きっと年度末の予算達成の抜け道なんだろうな…と

お察し申し上げる。

 

なんだろうね…

こういうオ・ト・ナの世界って

予算使い切りとか

予算達成のためのカラクリとか

家庭の家計簿に存在しないよね。

(家計簿をつけない私が言うか:笑)

 

〈前回の戻りカツオの続編〉

さて、一人暮らし🔰から戻って来た愚息

 

玄関から小出しに荷物をぶちまけつつ

(本人の意識的としては)

同じものは同じところに!?

持ち帰った荷物を置いていったつもり

と母は読み取った(笑)

 

衣装ケースやらスーツやら…

洗ったか洗ってないのか不明な服と一緒に

愚息が愛してやまないゲーム機が!!

これは、もしや包材の代わり???

 

リビングに何やら大きな箱が鎮座している。

ん?鍋??

大きいフライパンを買ったとは言っていたなぁ。

じゃぁ、コレって私へのプレゼント?

いやいや、送別会の記念品で貰ったのかも?

(母の妄想…)

 

晩御飯だよ〜〜!!

呼ぶとノッソリ起きて来た。

リビングに放り投げてあったリュックから

愛用の半纏を取り出しダイニングへ来た。

(あれ?リビングから手ぶらで来たぞ。)

 

そのまま晩御飯をモグモグ…当然の御飯おかわり!

 

あのさ~

「米一粒に千の汗」って言ってさ。

米粒は一粒も無駄にしちゃいけないんだよ。

(小皿に袋の中にぶちまけられていた米粒)

御飯時の御小言は定番(笑)

【愚息】

炊飯器を買おうかと思ったけど

圧力鍋を買ってさ〜

角煮を作ったら500gの肉は食べ切れないわ〜。

 

 

あのデカい箱は電気の圧力鍋か!!!

圧力鍋?家に「2台」ありますけど??

嗚呼、それ電気か!!

 

血は争えない…。

新しい鍋、釜、欲しくなるよね…。

 

たぶん、その圧力鍋、

いつか御蔵入りかも…ね。

私の使わない調理家電歴を振り返ると

そう思わずにないられない。

 

亡き父の遺産として初代アイスクリーマーが

捨てられずにキッチンの棚の一番奥に鎮座している(笑)

私が小学生の頃、一度だけ使ったアイスクリーマー。

昭和の暑い夏に父と家でアイスクリームが作れる!と

勇んで作り始めたが、途中で氷が足りなくなり、

自転車をかっ飛ばして従姉妹の家で氷を貰ったっけ(笑)

 

三代目にも引き継がれていた調理家電好きDNA