元気な声
今しがた昔のジムの先輩と話が出来た
先輩は
自分が入院するよりちょっと前に癌が見付かり
手術の為に病院に入っていた
回りの先輩がその事を知らせてくれたが
本人が回りに言わないでと言っていたらしく
知らないふりをしていたが
そうしてるうちに
今度は自分の体が調子悪くなり
それから連絡が途絶えていた。
携帯を取り
電話をかけて
声を聞いた…
仕事中だったが
あの変わらない口調…
『なんとか生きてたよ。』
冗談混じりだったが
それは相当な闘病だったと思う
向こう5年間は抗がん剤を行うと言っていた
『後5年生きられりゃいいよ』
なんて
少し弱気な事も漏らしていた。
自分も先月まで入院していた事を伝え
少しビックリして
『そぉかい…。お互い頑張ろうな…。』
前にも書いたが
今まで鍛えてきた体が
意思に反して衰えて行ったり 動けなくなるのは
自分らみたいな人種にとっては耐え難いもので
先輩も闘病中は辛かったと思う
先輩は自分よりも大病だからその思いは計り知れない…
冗談混じりの会話の最後
電話を切る時に自分は
『これからも面白おかしく生きましょうよ!』
『そうだな!』って
力強く言った先輩の口調の先に
明日を見た気がした。
