「もう… どこへも嫁がないぞ…… 一生……」とオスカルさまに言われて、

目頭をつまんで涙がこぼれるのをこらえているグランディエさんの感慨。

この記事で書こうとしる こじつけ解釈 …、"ソレ、強引過ぎぃ~" と嗤わるのを覚悟で、エィッと晒させていただきます💦

 

🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇

 

初っ端に、この記事の自分的こじつけ解釈をズバリ書かせていただきます。

 

ワタクシ思うのです、この時のグランディエさんの心情はろいろなものが入り混じり、絡み合っているでしょうけれど、イチバンの感慨は、

あの時(毒ワイン無理心中計画)、死ななくてよかった‼(生き続けることの意味を実感)

自分の愚かしい罪に気づけてほんとうによかった‼ だったんではないか、と。

 

……ということで、入り混じっているいろいろなもの(心情)などについて書く前に、その背景などを、【1】 から 【4】 で整理させていただきます。

 

🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇


【1.このシーンの時期はいつ頃?】

 

「いまさらンなこと言わんでも、もおわかっとるよー」との、みなさまのツッコミが聞こえてきそうですが、いちお念のため (^▽^;)

 

このシーンの16ページ前に、ルイ・ジョゼフ殿下のご逝去日😭として、6月4日の記述があります。

 

んで、ついについに‼の、オスカルさまからの「…愛して い…る…」🤩が、

6月23日(三部会議場からの平民議員締め出し事件)~6月29日の間のどこか。

(※ワタクシは長年、アベイ牢獄からの衛兵隊士12名釈放6月30日の前日:29日だとばっかり思い込んでました。…が、いろんな方々の考察を拝見して、それだと、[ベルナールに隊士釈放の協力要請]をしてから[釈放]までの時間経過が短か過ぎだぁ~って思い始めました💦)

 

つことで、「もう… どこへも嫁がないぞ…… 一生……」発言は、「…愛して い…る…」2~3週間ほど前の出来事というコトになりますね。

とするとぉ、オスカルさまが明確に自覚なさっているかどうかに関わらず(←この件は【※6】 で後述します)、実態としては、既にどっぷり恋に落ちていらっしゃる💘ことは間違いないかと思われます。

 

【2.結婚騒動後どのくらい経ってる?】

 

結婚騒動の期間が2ヶ月弱、騒動が幕を閉じてから約7~8ヶ月後だと思われます。

↓↓↓↓↓

▶オスカルさまの結婚話がジャルジェ家にもたらされた日のページのいちばん上に、

"(1788年)9月20日に、トロワに追放されたパリ高等法院の判事たちがパリに召しかえされた" 旨の記述があり、

▶(ジェロたんが身を引いた後)「軍神マルスの子として…!」と、オスカルさまが父上に啖呵を切った次のページに、1888年11月19日に王室の財政危機をすくうための御前会議が開かれたとあります。

 

7~8ヶ月も経ってから、なぜ、オスカルさまは、もうどこへも嫁がない" だなんてことを改めて口になさったのでしょう?

(※ここからストーリー展開をじわじわ盛り上げていくため?なーんて邪推は措いといて😅)

これについても、【※6】 で後述したいと思います。

 

【3.グランディエさんの状況】

 

毒ワイン事件のハラハラドキドキ現場。

オスカルさまが語られる若き日々の述懐、なかんずく「命にかえても未来のフランスの女王をお守りするのだと…」とのことばに触発されたのか、グランディエさんのほうは、王太子妃乗馬暴走事件の後、心に誓ったことを想起させられることになりましたね。

↓↓↓↓↓

「おれはいつか…おまえのために命をすてよう。

おまえが今日このおれのために命をかけてくれたように…

いつか おまえのために アンドレは この命をかけるぞ…」

 

(鉄板セオリー通り😅) ハッ!となるグランディエさん‼😱

ハイっ、そーですネー💘💘💘 これで以て、オスカルさまを生きて輝かせるためにこそ自分が在る…そういう自分を取り戻し、おのが企ての愚かしさを痛いほど思い知って、無理心中を思いとどまることができたんでしたネー。

ある意味、この時、再びオスカルさまに救われたとも言えるかもしれません🤗

 

さらにさらに!!

闇のどん底から脱却したグランディエさん、そこから一気に、オスカルさまの愛し方を昇華させるまでに至っちゃいました🥰

↓↓↓↓↓

「生きている… 生きている…!

その姿こそが美しいのだと 今くらい思ったことはない」

「守ってやる あ…あっ! 守ってやる きっときっと この命の つきるまで!」

 

魂のハイジャンプとでも呼びたいくらい垂直な突き抜けかたです (∩´∀`)∩

別の観点から見ると、イマドキのコトバなら[アハ体験]、アルキメデスさん風に表現すれば[ヘウレーカ!]。

"(おれなりの)あらまほしき愛し方、見ぃ~つけたっ!!" ですわねっ💞

 

オスカルさまがほかの男性(※それがジェロたんであろうと、別の誰かであろうと)のもとに嫁いだら生きてはいけないだろうほどに愛していることに変わりはないでしょう。けれど、覚醒ハイテンション(笑)を抜けた後、冷静な目と思考を取り戻したグランディエさんは、"たとえ だんなさま(家長)命令であろうとも、強いられた結婚をオスカルが甘受する筈はない。必ず何らかの活路を見出す筈だ" とオスカルさまの矜持を信じる境地に至った気がします。

※それでも ジャルジェ将軍が結婚強要を引っ込めなければ、カルさまの自由意思を守るために7~8ヶ月前倒しで(笑)「あなたを刺しオスカルを連れて逃げます!」なぁんつって、だんなさま刃向かい脅迫事件😓を起こしちゃった可能性もあったりして...😦🤪🤣

 

【4.安定感の復活とビミョーな変化】

 

そすっとまあ、さすが ぶっとい根っこで繋がってるゴールデンコンビ! 

なんともミラクルなことに🤩、実際、オスカルさまはオスカルさまで、"彼が不幸せになるなら…… わたしもまた この世でもっとも不幸せな人間になってしまう……" と真摯に告げることでジェロたんに身を引いてもらえて、結婚騒動はホントに消滅しちゃったのでした😝

 

そうして、ふたりの間では、問わず語らずのうちに、"オスカルさまが結婚なさることはナイ" ってのが共通認識・確定事項に落ち着き、表面上は 元通り(?)の安定感が戻ったのではないでしょおか?

※ただ、オスカルさま的には、なんだかワカラナイけど(笑)、どーしてもグランディエさんに視線が行っちゃったり、ふとした時にドキドキ・ザワザワして、安定感からハミ出す心の揺れとトキメキを感じまくっていらしたでしょうが💓💓💓

 

【5.目頭をつまんだグランディエさんの心もよう】

 

でっ、この記事のテーマに立ち返ります ٩( ''ω'' )و

うたた寝をしているように見えたオスカルさまが急に目を開けて、

「もう… どこへも嫁がないぞ…… 一生……」とおっしゃった時、一瞬驚いた後、目頭をつまんで涙がこぼれるのをこらえているグランディエさん。

その胸に去来していたもの…、そこにはろいろなものが入り混じり、絡み合っているのでは?と、冒頭で書きました。

絡み合っているのですから単純に数値化できるものぢゃないのは重々承知で、以下では、敢えて💦そのろいろなものを数値で表してみます (;´∀`)

 

①〖55%〗

あの時(毒ワイン無理心中計画)、死ななくてよかった‼(生き続けることの意味を実感)

自分の愚かしい罪に気づけてほんとうによかった‼

 

②〖15%〗

やっぱり気づいていたんだな、あの愚かな企て(毒ワイン無理心中計画)に……

すまない、おまえにそんなことを言わせてしまうばかなおれで……

 

③〖15%〗

それでも、もうおまえを誰かに奪われることがないのを喜んでしまう他愛ないおれを笑ってくれ。

 

④〖10%〗

おまえがそう言ってくれるなら、おれは この命つきるまでおまえと共に行き(生き)、おまえを守るぞ。

 

⑤〖3%〗

寝たフリに紛らせてそんなことを言い出すおまえ…なんてかわいいんだ💕

 

⑥〖2%〗

いまさら改まって、なぜ、そんなことを言う?

なんだかドキドキ・ザワザワする……

もしかして……もしかして…… いや、まさか…な😅

 

【※6.付記:オスカルさまの状況】

 

【1】 で、「もう… どこへも嫁がないぞ…… 一生……」は、「…愛して い…る…」の2~3週間くらい前の出来事⇒オスカルさまが明確に自覚なさってるかどうかに関わらず、実態としては、既にどっぷり恋に落ちていらっしゃる💘ことは間違いなかろうと思われる、と書きました。

 

たぶん、既に自覚もおありになったのではないでしょーか???

でも、それを口に出す(=告白する)おつもりは、(まだ?)ナイ…みたいな???

↓↓↓↓↓ワタクシ的深読み (*´з`)

 

(1) 口に出す勇気がナイ💦(ティーンエイジャーっぽいカンジ)

⇒⇒彼が もいちどアクションを起こしてくれれば「わたしも…」と言えるかも

⇒⇒ムリですねぇ~💦 グランディエさん、解脱しちゃいましたから😅

 

(2) ふたりの関係が変わってしまうのがコワい。

⇒⇒(未知のものである)[恋愛関係になる]ということへの漠然とした怖れ

⇒⇒彼が愛してくれていること・ずっと傍らにいてくれることはわかっている

⇒⇒自分も、生涯 彼と寄り添って共に生きていく決意だ

⇒⇒人目を忍ぶ恋に苦しむより、今のままのほうがよいのではないだろうか?

⇒⇒「もう… どこへも嫁がないぞ…… 一生……」発言

⇒⇒ズルイけど、恋愛という側面で彼に応えることについては棚上げ状態

 

(3) まだ、階級社会から飛び出す決意を固めきれていない。

⇒⇒恋愛関係になったら、彼をつらい立場に置いてしまう

⇒⇒結婚騒動が幕を閉じて7~8ヶ月も経った今更だけれども、改めて "もうどこへも嫁がない" と告げることで、せめて、"わたしたちは、結婚なんぞよりもっと強固で特別なもので結ばれているのだから。そうだろう、アンドレ?" と伝えたい・わかってほしい

 

(4) 悩みどころ : 恋愛特典💕を享受できない!

⇒⇒抱きしめたい・抱きしめてほしい!・キスしたい!ってうずいてるのに…

 

 

🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇🌹🍇

 

うーーーん。

なんか踏み込みの足りないモヤッと感は残っておりますが、今回はこれで掲載させて

いただきます。(後日また、修正版を書かせていただくかもしれません💦)

 

……ということで。

では、みなさま。

「そんなん、ちげーよっ!」、「的外れにもホドがある!」etc.

お心の中で、存分にツッコんでくださいませ (;´∀`)

あるいは、「ソコ、ちゃうちゃうちゃう!」等々、コメントでご遠慮なくビシバシご指摘くださいませ😝