お医者に行った。
私の今の状態をきちんと話せる自信がなかったから紙に書いてまとめてみた。
①ケアレスミスが多い。
わかってるはずのことが、いざその場になると
頭がぼーっとして何をしなければならないかわからなくなる。
②ミーティングについていけない。
最初はいいんだけど、話が進んで内容が変化してくるとわからなくなる。
③時間と優先順位がわからなくなる。
今、しなければならないことより、
今、目に見えたことをつい手を出してしまい、しなければならないことがおろそがになりがち。
※視力で言えば、ピントが合わないとぼやーっとぼやけてよくみえない(例えば動物だってわかってるのに、ぼやーとしかみえないから犬だか猫だかタヌキだかわからない)ように、頭の中がぼやーっとして、今必要な情報が見つからない。
頭の中にいろんなたくさんの文字や音声、目で見た光景がフラッシュカードの
ように入り乱れすぎてかえってフリーズしてしまう。
認知症?ADD ?
どちらにしても、早く治療しなければ悪化してひどくなったら最後、もう良くならなくなることが怖い。
そしたらお医者さまはいいました。
「それは認知症じゃなくてADD ですね」
そして設問がたくさん書いてある用紙に私の状態に○をつけるテスト?をして、
診断が確定しました。
私は多動のない注意欠陥症。つまりADD。
お薬で治るとのこと!!
びっくりした。
症状を押さえることはできても、治らないと思っていたから。
但し、1年くらいは飲み続けないといけないとのこと。
それなら嬉しい。
お薬は単価が少し高いと言ってたけど、それで治るなら全然へっちゃら。
クリニックを出て、お薬を買って。
朝1日1回服用だから効果のほどはまた明日。
帰り道、なんかほっとして、安堵しているのに気が付いた。
私。
努力が足りないんじゃなかったんだ。
脳の誤差動でうまくできなかったことを
今まで懸命に努力してなんとか克服してきたんだってことがわかったから。
こんなにがんばり屋さんで、努力家だったんじゃん!ってことがわかったから。
いい加減で、うっかりな性格だと信じていたから
そうじゃなかったことに安堵した。
えらかったね、私。
がんばり屋さんだったね、私。
49年間もよく頑張って努力してきたね。
それがなんか、うれしかった。