なんというカタいタイトル(笑)
えーと。
何のことはない。
トレンダーズのブロガーパーティに参加してきました。
場所は渋谷は松濤にある松濤ギャラリー
。
そう、ここのブログになじみのある方なら
名前くらいは聞いたことがあるであろうゲストハウス、てきな~(上あがりで)
こんなすてきな入り口。
詳しい内装はまた後日★
ってなわけで、今回のパーティの協賛企業が
各10分程度お話をされました。
これがまたおもしろかった!
ので、今回は結構細かく! レポっちゃいま~す◎
最初の2コマはエネルギーに関するお話。
先ずは環境問題についてのお話でした。
◆国際航業グループ◆
世界の平均気温、この100年間で0.74度上昇しているって
ご存じでしたか?
日本でも90年代から急激に上昇し、その頃から平均気温を
軒並み上回るようになっています。
(なんと日本では100年で1.11度上昇!)
考えてみると、私たちが子供の頃ってプール開きの時
まだまだ寒くて、学校のシャワーは真水で、唇を真っ青にしながら
入っていた記憶がある。(←今だったらPTAがうるさそうだけれど。笑)
でも今。プール開きの時期ってもう暑いよね。
それってやっぱりおかしな事で、昔は32度で暑い! って言ってたのに
今は32度で「今日はまだいいね」なんて言ってる。
やっぱりオカシイ。
ちなみに同じようにこの100年間で平均海面水位は
なんと17センチも上昇してるんだって!
そんなんじゃお台場に済んでいる人はだんだん
海に沈んじゃうよ!
むしろ私がこの先住む浅草だって海抜0メートル地帯じゃね?!
あわわわわわわわ
そう。
今や国際協調による取り組みが求められているのですよ。
今日本ではどんな電力発電が行われているでしょう。
チッチッチッ…
はい、終了~。
火力・水力・風力・原子力・太陽光発電
これが主なものです。
この中の原子力発電は日本人にはどうしても心理的にあわない。
それは広島・長崎のことがあるからですよね。
もちろん、原子力発電と核爆弾は別のものです。
先の地震で大変なことになった柏崎刈羽原子力発電所だって
実は日本の技術を持ってしていたから、あの程度の被害で済んだのです。
(そういうところはメディアは報道しないんですよね。
一番電力使っているくせに)
ただ、原発で必要なウランはやはり輸入をしています。
フランスからだったかな?(うろ覚え)
原子力が絶対に駄目とも絶対に良いとも言えないけれど、
今現状ないと困るものではある、というのが現実です。
火力・水力・原子力のみっつをバランス良く組み合わせることが
電源のベストミックスと呼ばれているものなのですが、
そこへ今度は太陽光をもってこようというものです。
だって太陽光は再生可能エネルギーじゃないですか!
なので今世界的には長期的シナリオで将来の全エネルギーの
82%を再生可能エネルギー(=太陽光発電)にしようというものが
描かれています。
100%じゃないのはなんでだろ。
私の仮説ですが、電気は貯めておけないので、夜必要になる分は
別で用意しないといけないからじゃないかな~。
ちなみに、日本はずっとこの太陽光発電のリーダー的な
ポジションで走っていたのに、ここ5~6年の間に
ヨーロッパの「俺ら太陽光発電にするぜ★国策」により
一気に抜かされました。
ドイツ・イタリア・チェコ・スペインあたりだそうで、
国策として太陽光発電を導入した国民から
電力を購入する、しかも高額(50ユーロとかもあるらしい)で。
しかも今なら最初の高額でしばらく買うぜ★的な感じにしているので
初期コストがかかっても元が取れると、国民が導入しているそうです。
日本が4年間で4人の首相を据えているうちに
よそではそんな事が起こっているんですよ、奥さん!
こりゃぁ日本もウカウカしていられません。
で、ここで次の協賛企業の登場です。
◆日本アジア証券株式会社◆
ソーラー・エナジー・ファンド
っつーもののご説明でした。
これは、所謂投資なんだけれどヨーロッパの
太陽光発電(ソーラーエナジー)の発電所設置に投資します、という
シロモノです。
今までエコと投資ってのは結びつかない、
ともすればエコって変にお金だけがかかる、とか
投資ってなんだか難しいとか
そういうものだったのですが、ヨーロッパで
太陽光の電力を購入するという国策が大きく動いているお陰で
こういう投資ができるようになったんだそうです。
なんでヨーロッパか、っつーと
日本ではまだ国策としてそういう動きがないからだそうです。
ブース見学の時に担当の方とお話しする機会があったので
ちょっと質問してみました。
私「東電とかは原発を推進しているようですが、太陽光発電に
今後シフトしていく可能性は大きいのでしょうか?」
先「太陽光発電は設置にコストがかかるので、火力発電や今ある原発を
動かした方がもうけがでるのです。なので国が補助金を出すなどして
国策として動かないとなかなか企業としては難しいと思います」
と、いうことで日本の太陽光発電に投資ができるようになるには
国策がやはり必要。日本でも来年から導入予定ですが
企業への支援はどのくらいなのでしょうか。
原発はやはり不安もあるし、火力でCO2を排出し続けるわけにもいかない。
ここは一つ鳩山さん達にがんばっていただくしかないのでしょうねぇ。
この投資で、ヨーロッパの発電所一箇所につき5億円ずつ投資するそうです。
ちょっと面白そうだし、一口1万円からとのことで、それがエネルギー供給への
安定稼働につながるならステキかも…
(手数料とかその辺詳しくないのでアレだけど。笑)
ブースでは、お土産を頂きました◎
右側は太陽光の充電器。ちょっとした充電に便利そう!
※2009年9月の記事を改稿しました。