2012年は19年ぶりに貿易黒字となった。統計総局(GSO)の発表によると、通年の輸出額(12月は推定値)は前年比18.3%増の1,146億3,100万米ドル(約9兆6,000億円)、輸入額(同)は7.1%増の1,143億4,700万米ドルで、2億8,400万米ドルの出超となった。ただ、あくまでGSOの速報値で、12月の確定値によっては通年赤字の可能性もある。
政府は輸出額に占める貿易赤字の割合を通年で12%以下にする目標を掲げていたが、赤字どころか黒字に転換。しかし、景気低迷により機械や原料の輸入を控えたことで黒字に転じたとの見方が色濃く、「真の貿易黒字国」になったわけではなさそうだ。ただ、万年赤字から脱したことで、為替相場の安定や外貨準備高の改善につながり、マクロ経済にプラス効果をもたらしたことは確実だ。
■電話輸出が倍増
通年の輸出品目トップは繊維・縫製品で、前年比7.1%増の150億3,500万米ドル。これに電話・電話部品が同97.7%増の126億4,400万米ドルで続いた。上位品目では断トツの伸びで、韓国のサムスン電子が輸出拡大をけん引しているとされる。
輸出額3位は原油で、前年比15.9%増の83億9,500万米ドル。次いで、電子・電子部品が69.1%増の78億8,200万米ドル、履物が10.6%増の72億4,600万米ドルなどとなっている。
一方、輸入品目のトップは機械・部品で160億2,900万米ドル。前年比では3.2%増で伸びはわずかだった。これに続く電子・電子部品は66.8%増の130億9,800万米ドル。3位の石油製品は10%減の88億9,400万米ドル、4位の織物・繊維製品は4.7%増の70億4,500万米ドルだった。電話・電話部品は輸入も大きく伸びており、82.9%増の49億7,700万米ドルで6位だった。
■7カ月ぶり赤字
12月の輸出額(推定値)は前年同月比14.4%増の104億米ドル、輸入額(同)は13.3%増の106億米ドルだった。貿易収支は2億米ドルの入超で単月では7カ月ぶりの赤字。今年の単月赤字は2月、5月、12月のみだった。
11月の輸出額(確定値)は103億4,700万米ドル、輸入額(同)は99億5,200万米ドルと発表され、3億9,500万米ドルの黒字。先月の速報では5,000万米ドルの入超としていた。
12月の輸出品目のトップは繊維・縫製品と電話・電話部品でともに13億米ドル。伸び率は繊維・縫製品が前年同月と横ばい。電話・電話製品についてはGSOが昨年の単月データを発表していないため伸びを把握できないが、通年で2倍近い伸びを記録したことから、単月でも大幅に拡大したと考えられる。
同月の輸入品目トップは機械・部品で前年同月比1.9%減の13億5,000万米ドル。2位は電子・電子部品で29%増の12億米ドル、3位は織物・繊維製品で16.7%増の6億5,000万米ドルだった。
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