我が家の息子もいよいよ4月から高校3年生。
そう、来年は大学受験である。
5歳差の長女は割としっかり者で、高校時代も理系の選抜クラスに在籍し、
成績もそこそこ。早くから進学先を決め、そこを目標にして勉強も言わなくても
やるタイプ。第1志望校に合格し、今年3月卒業である。
先日国家試験も終え、マークシートのチェックミスさえなければ、まあ合格は問題なさそうである。あとは就職がまだ決まっていないので、国試落ちの枠もねらいつつ、と言った感じだ。
だがしかし、やはり男子は手がかかる。
早々に自分のやりたいことを決めてくれたことはいいのだが、今ひとつ、熱がない。
大丈夫だろうか。姉の安定の医療系と違い、息子の進路は美大である。
塾の先生にも質問した。
「何者でもないこの子が、美大に仮に入学できたとして、職はどうなるのだろうか」
先生からは、「手に何もない文系に行くよりも、芸術系の方が、今は企業のクリエイティブ部門など、就職は豊富ですよ」と言われた。
親としては息子が初めて自分からやりたい、行きたいと言い出した事には
向き合って応援してあげたいと思い、夫とも相談し、高校2年から美術大学の
予備校にも入学した。
楽しそうに絵を描いている姿を見ると、応援してあげようと強く思う。
だが、学科もあることを忘れてはいないか?
息子よ。もう少し学科にも力をいれてくれよ、と母は思うぞ。
昨日20日は多摩美の合格発表でTwitterが賑わっていた。
つい、自分の息子の事のように嬉しくて何人かにいいねしてしまった。
知らないフォロワーでもないおばちゃんからいいねされたのに丁寧に
「ありがとうございます」と返信いただいて、なんだかまた嬉しかった。
来年は我が家の息子も現役で合格して報告ができたらいいなと思いながら、
今日から受験日記を初めて見ようと思います。需要はないだろうけど。